日研トータルソーシング、建設業界の課題を解決する「ドローン測量BPOサービス」を開始

日研トータルソーシング株式会社は、建設業界が抱える高齢化と人材不足という大きな課題に対応するため、「ドローン測量BPO(業務受託)サービス」の提供を始めました。

ドローンコントローラーを操作する男性

建設業界の現状と「ドローン測量BPOサービス」の役割

現在の建設業界では、熟練した技術を持つ人たちの高齢化が進み、若い人材が不足している状況です。国土交通省の発表(令和7年9月1日時点)によると、建設業の技術者のうち、60歳以上の人が全体の約4分の1を占める一方で、29歳以下の人は約12%にとどまっています。このため、現場での技術の引き継ぎが難しくなっています。

また、従来の測量方法では、広い範囲を測るのに多くの時間と人手が必要でした。さらに、測量の正確さや現場での安全確保にも改善の余地がありました。

このような背景から、日研トータルソーシングは、若い人材の採用と育成に力を入れるとともに、建設業界のデジタル化(DX)を進めるため、ドローンを使った「ドローン測量BPOサービス」をスタートさせました。このサービスは、ドローンでの測量、3Dデータ化、そして業務委託を組み合わせることで、従来の測量にあった時間、費用、安全に関する課題を解決に導きます。

ドローンを使う測量では、広いエリアの地形データを短時間で、しかも高い精度で集めることができます。これにより、現場での作業を効率化し、安全性を高めることが期待されます。日研トータルソーシングが測量業務を引き受けることで、建設コンサルタント会社や測量会社、施工会社、そして現場の担当者は、自分たちの本来の仕事に集中できるようになります。このサービスは、人材不足の解消とICT(情報通信技術)を使った工事の推進という二つの面から、建設業界の持続的な成長を力強く支えていきます。

国土交通省の関連資料はこちらで確認できます。
国土交通省・厚生労働省の令和8年度概算要求の概要

今後の展開と人材育成の取り組み

日研トータルソーシングは、今後、サービスの範囲を広げていく計画です。具体的には、工事の完成度を確認する「出来形管理」や、測量計画の作成支援など、工事の前後に関わる付加価値の高い業務にも対応していく予定です。これにより、現場がより効率的で計画的に運営できるようサポート体制を強化していきます。さらに、ドローンを使った点検業務も視野に入れ、安全と生産性の向上に貢献する体制を築くことを目指します。

また、測量、CAD(コンピュータを使った設計)、ドローン操縦など、複数の業務をこなせる人材の育成にも力を入れています。測量やドローン操縦に関する資格を取るための社内支援制度を充実させたり、一等・二等無人航空機操縦士などの資格取得に向けた学習環境を整えたりする取り組みを進めています。

日研トータルソーシングはこれからも、計画的で効果的な人材育成を進め、「人的資本創造企業」として、社員の技術力向上とキャリア形成の両方を支援し、建設業界の未来を担う人材の育成に貢献していきます。

日研トータルソーシングについて

日研トータルソーシング株式会社は、「人的資本創造企業」として、様々な分野で活躍する人々を「人的資本」と捉え、人材ソリューションを通じて、働く人、企業、社会の可能性を広げています。

同社の求人サイトは以下の通りです。

会社概要

  • 設立:1981年4月

  • 本社所在地:東京都大田区西蒲田

  • 代表者:清水 浩二

  • 事業内容:総合人材サービス(業務請負事業/人材派遣事業/人材紹介事業)

関連リンク:https://www.nikken-totalsourcing.jp/

×