行政向け生成AI「QommonsAI」に最新モデル「Gemini 3 Pro」を搭載、無料で提供開始

QommonsAIが最新モデル「Gemini 3 Pro」を搭載

Polimill株式会社は、行政機関向けの生成AI「QommonsAI（コモンズAI）」に、最新の言語モデル「Gemini 3 Pro」を搭載したと発表しました。この新しいモデルは、自治体や学校法人、保健所といった公共機関の担当者向けに、各1,000アカウントまで無料で提供されます。利用できる文字数などに上限はありません。

機能強化と利用支援の充実

今回のアップデートでは、モデル切り替えの操作画面が新しくなり、AIの回答を素早く確認できるようになりました。また、行政文書を作成する際に役立つヒントやテンプレートも増えました。

QommonsAIの導入を支援するため、全国どこでも無料で初級・中級の現地研修が何度でも受けられます。さらに、政策の計画や評価、計画書の作成など、より高度なAIの活用方法を学べる上級者向けの特別研修も用意されています（有料）。

QommonsAIは、全国の自治体が公開しているほとんどの行政文書を、わずか5秒で検索できる機能も無料で提供しています。この高性能なAIは、2025年には合計600の自治体で導入され、2026年には合計1,200の自治体で使われる見込みです。

主な活用例

QommonsAIは、さまざまな行政業務で役立ちます。例えば、以下のような場面で活用が期待されます。

• 議会での答弁や行政文書、広報の最初の案を作る

• 住民への説明文や通知文を、より分かりやすい表現に書き直す

• 事業の評価や補助金申請の下書きを手伝う

• 会議の記録や報告書の内容を分かりやすくまとめる

今後の展望

Polimill株式会社は、今後も新しいサービスの提供を予定しています。

• Qommons One：防災、福祉、インフラなどの課題に迅速に対応する運用プラットフォーム

• Robotics Alliance：企業や大学、行政が協力して共通のAPIを開発し、AIの実用化を加速する取り組み

• Qommons Connect：行政専用のマーケットプレイスで、質の高い民間サービスを自治体に提供

QommonsAIの利用を希望する場合は、以下のウェブサイトから申し込みが可能です。
https://info.qommons.ai/

Polimill株式会社について

Polimill株式会社は、行政をサポートする生成AI「QommonsAI」と、誰もが安心してまちづくりに参加できるSNS「Surfvote」を開発・運営しています。AIとSNSを通じて、論理と感情を大切にするデジタル社会の実現を目指しています。
本社：東京都港区六本木7丁目14-23 クロスオフィス六本木4F
代表取締役：伊藤あやめ・谷口野乃花
URL：polimill.jp