oToBrite、2025国際ロボット展で屋外ロボットや無人車両向けAI技術を発表
oToBriteは、2025年11月27日に、2025国際ロボット展(iREX 2025)で次世代の視覚認識技術ポートフォリオを発表すると公表しました。
屋外で作業するロボットや無人地上車両(UGV)、人型ロボット、そして次世代のスマートモビリティに向けた、自動車用イメージング、センサーフュージョン、AIを活用した認識技術が展示されます。

Jetsonプラットフォーム向け開発者キット
oToBriteは、NVIDIAのJetson AGX Orin™およびJetson Orin™ Nano向けに作られた開発者キットを導入します。これらのキットは、Jetsonプラットフォームでの複数のカメラを使ったビジョン開発を早く進めることを目指しています。特に、oToAdapter-GMSL-AGX-Orinは最大8台のGMSL2カメラに対応し、oToAdapter-GMSL-Orin-Nanoは最大4台のカメラに対応しています。どちらのキットも、すぐに使えるプラグアンドプレイ方式で、oToBriteのすべてのGMSL™カメラと完全に互換性があります。
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開発者キット
新型GMSL™カメラシリーズ
oToCAM274ISPおよびoToCAM276ISPカメラシリーズは、車載用センサーであるIMX623とAR0823、そしてindie iND88002カメラビデオプロセッサー(CVP)を一体化しています。このプロセッサーは、高速な画像処理能力と低い遅延、広いダイナミックレンジ(HDR)を実現し、最大4台のカメラで8つのリアルタイムビデオストリームをサポートします。
これらのカメラは、強い逆光や暗い場所、霧といった厳しい屋外環境でも、鮮明で安定したAI対応の映像を提供できるように設計されています。そのため、無人車両や高度なロボットの視覚システムに特に適しています。
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oToCAM274ISP および oToCAM276ISP カメラシリーズ
VIOカメラ
oToBriteの車載グレードVIOカメラは、加速度計とジャイロスコープを組み合わせた慣性計測装置(IMU)を内蔵しています。これにより、画像のブレを補正し、低照度や強い振動、舗装されていない地面といった環境でも滑らかで安定した画像を出力します。屋外の無人車両、AMR(自律移動ロボット)、港湾システム、採掘設備などでの使用に適しています。
VIOカメラの詳細はこちらをご覧ください。
VIO カメラ
oToSLAMマルチカメラ・ビジョンAI測位システム
oToSLAMマルチカメラ・ビジョンAI測位システムは、SLAM(自己位置推定と環境地図作成)技術を基盤としています。このシステムは、HDマップやLiDARを使わずに、センチメートル単位の正確さで3Dマッピングと位置特定が可能です。屋内と屋外の両方の環境に対応し、物体の分類や走行可能な領域の区別も行います。複数のカメラからの情報を組み合わせることで、1cmの精度で360度全方位の認識を提供し、動きのある場所や複雑な状況でも安定した性能を発揮します。
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oToSLAM
2025国際ロボット展での展示
これらの先進的なビジョンAI技術はすべて、2025国際ロボット展(iREX 2025)のブースE7-25で展示されます。ロボティクスやインテリジェントモビリティの分野で活動する人々から、大きな注目を集めることが期待されます。
oToBriteの公式ウェブサイトはこちらです。
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