renueがAIエージェントの利用を組織全体で把握できる「Agent Monitor」を公開
renue株式会社は、AIエージェントの利用状況を組織全体で分かりやすく管理・評価するツール「Agent Monitor」を公開しました。

このツールは、開発現場でよく使われるAIエージェントであるClaude Code、Codex、Cursorの3つに対応しています。各社員が使ったAIの履歴を自動で集め、利用状況を統計データとして表示したり、危険な操作があった場合に知らせたり、Prompt(AIへの指示文)の改善点を教えてくれたりする機能があります。
AIエージェント利用の課題を解決
AIエージェントが仕事で使われることが増える中で、多くの会社が次のような課題に直面しています。
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AIエージェントの利用状況が見えない: 誰がどのAIツールをどのくらい使っているか、どんなPromptを書いているかが会社として把握しにくい状況でした。利用履歴が個人のパソコンにバラバラに保存されているため、共有する仕組みがありません。
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成果物レビューの手間が増える: AIエージェントは短い時間でたくさんの資料やコードを作ります。しかし、それらを人間がチェックする速さは変わらないため、チェックする人の負担が増え、AIで効率化したはずなのにかえって時間がかかってしまうことがあります。
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Promptの品質にばらつきがある: AIの出す結果は、Promptの質に大きく左右されます。しかし、Promptの書き方は個人の経験に任されており、組織としてPromptの質を高めるためのデータがありませんでした。
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セキュリティリスクの発見が難しい: AIエージェントは便利な反面、会社の秘密情報にアクセスしたり、危険な命令を実行したりする可能性があります。これらが個人のパソコンで行われるため、リアルタイムで危険な操作を見つけることが難しいという問題がありました。
Agent Monitorの主な機能と効果
「Agent Monitor」は、これらの課題を解決するために、以下の機能を提供します。
3ツールの履歴集約と統計ダッシュボード
Agent Monitorは、Claude Code、Codex、Cursorの各AIエージェントがパソコンに保存した対話履歴を自動でサーバーに集めます。これにより、管理画面のダッシュボードで、全社員のAI利用状況を統計データとして確認できます。利用回数やAIツールごとの使用割合、期間ごとの変化などがグラフで分かりやすく表示されます。

管理者は、AIを積極的に使っている社員をデータで確認し、評価の参考にすることができます。
危険操作アラートとユーザー別利用状況の可視化
AIエージェントが秘密情報にアクセスしたり、危険な命令を実行しようとしたりした場合、Agent Monitorはすぐに管理者へ知らせます。AIエージェントの操作はログとしてサーバーに送られるため、危険なパターンに当てはまる操作をすぐに発見できます。管理者は、いつ、誰が、どんな操作をしたかをアラート画面で確認できます。

また、社員ごとのAI利用パターンも個別に確認でき、AI活用度の変化を追うことで、会社全体の改善策の効果を測る基礎となります。
Prompt・AI対話の改善点チェックと評定
Agent Monitorは、各社員のPromptとAIとの対話内容を分析し、改善点を自動で教えてくれます。さらに、対話の質を評価する機能も備わっています。

これまでは個人の経験に任されていたPromptの書き方について、非効率なパターンを見つけて具体的な改善案を提示します。Promptの質を複数の視点から分析し、社員同士のPromptの質を比較することも可能です。これにより、会社全体でAIを「上手に使う人」を評価し、AI活用のレベルアップを目指します。

今後の展望
renue株式会社は、今後Agent Monitorの対応AIツールを増やす予定です。現在は3つのツールに対応していますが、GitHub Copilotなど、他の主要なAIエージェントツールへの対応を進める計画です。また、アラートのルールを自由に設定できる機能や、チームごとの比較分析機能の追加も予定しています。
将来的には、AI活用の評価基準や、AIを上手に使うための方法をまとめ、より多くの会社が活用できる形に整備していくことを目指しています。
Agent Monitorは、以下のウェブサイトで公開されています。
renue株式会社について
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会社名: 株式会社renue
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所在地: 〒105-7105 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター 5階
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代表者: 山本悠介
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事業内容: AIコンサルティング業
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URL: https://renue.co.jp/


