建設現場の工程管理を変革するSaaS「Con-Sche」が正式リリース

根拠ある工程管理を実現するネットワーク工程表SaaS「Con-Sche」が正式リリース

Con-Sche画面イメージ

株式会社建ログは、建設業向けのネットワーク工程表SaaS(サース)「Con-Sche(コンスケ)」を2026年2月17日に正式にリリースしました。

Con-Scheは、パソコンのブラウザ上でADM(アロー・ダイアグラム・メソッド)形式のネットワーク工程表を作成・管理できるクラウドサービスです。このサービスは、工事の作業にかかる日数(歩掛)と材料の量(数量)をもとに、必要な工期を自動で計算します。また、工事全体に影響を与える重要な作業経路(クリティカルパス)も自動で示すことで、「根拠のある工程管理」を実現します。

開発の背景にある現場の課題

建設現場では、「この工事は何日で終わるのか」「前の現場と同じくらいで良いか」といった、根拠がはっきりしないまま工期が決められることがあります。また、「コンクリート打設が遅れたら、他の作業にどんな影響があるのか」という問いに対し、作業同士のつながりが見えないため、すぐに答えられないことも少なくありません。

さらに、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)で建物の情報がデータ化されていても、その情報を工程表に手入力するといった手間が発生していました。設計の情報と実際の施工の情報がうまく連携できていないことが課題となっていました。

株式会社建ログの代表は、こうした現場での施工管理の経験から、これらの課題を強く感じ、Con-Scheの開発に至りました。

Con-Scheが大切にしている3つの信念

Con-Scheは、現場での経験から生まれた3つの大切な考え方をもとに作られています。

  1. 現場での対話が最も重要: 自動計算はあくまで補助的なものであり、最終的な工期は現場で働く職長たちとの話し合いで決めるべきだと考えています。Con-Scheは、手入力モードと自動計算モードの切り替えをスムーズに行えるようにすることで、現場での対話が活かされることを目指しています。
  2. 歩掛を意識した工程の作成: 数量と歩掛、作業にかかる人数から工事を組み立てることで、自然とお金の管理もできることを目指します。各社が持つ独自の知識や経験を数値として登録できる「カスタム歩掛」の機能も用意されています。
  3. ネットワーク工程表の深化: これまでの工程表では、作業が遅れた際に一つずつ手作業で修正する必要がありました。Con-Scheでは、作業同士のつながりを自動で計算し、関連する工程も連動して動きます。クリティカルパスが赤色で強調表示されるため、現場で特に注意すべき点がすぐにわかります。

サービスの特長

Con-Scheは、施工管理の経験者が開発しているため、現場で本当に役立つ使いやすさが追求されています。

  • シンプルな操作性: マウスの左右クリック、Ctrlキー、Spaceキーの3つの操作だけで、工程表のすべての作業ができます。複雑なメニューは不要です。

  • ADM形式のネットワーク工程表: 矢印で作業をつなぎ、丸印で合流するアロー・ダイヤグラム方式を採用しています。作業間の依存関係が見やすく、クリティカルパスや余裕日数(フロート日数)、最も早く始められる日・最も遅く始められる日も自動で計算されます。

  • 歩掛×数量で工期を自動算出: 国土交通省の歩掛データベースを内蔵しており、数量を入力するだけで必要な工期がわかります。自動計算と手入力は作業ごとに切り替え可能で、カスタム歩掛の登録もできます。

  • BIM/IFC連携に対応: IFCファイルから建物の階、部屋、面積、体積などの情報を自動で取り込み、歩掛と連携させて工期を計算します。これにより、建物の数量が工程表の根拠となります。(※現在開発中の機能であり、モデルによっては情報が抽出できない場合があります。)

  • PWA対応で現場からアクセス: インストール不要で、ブラウザからすぐに利用できます。スマートフォンのホーム画面に追加すればアプリのように動作し、現場のタブレットやスマートフォンからいつでも最新の工程表を確認・共有できます。オフラインでの動作も可能です。

サービスURL:https://con-sche.tatelog.biz

料金プランとリリース記念キャンペーン

料金プラン

Con-Scheには、現場の規模に応じた料金プランが用意されています。

正式リリースを記念して、スタータープランは初月無料で利用できます。また、先着20社限定で、プロプラン(通常 月額4,980円・税抜)を半額の月額2,490円(税抜)で利用できる特別キャンペーンも実施中です。このキャンペーンは2026年6月末までのお申し込みが対象で、先着数に達し次第終了します。

お問い合わせはこちら:https://con-sche.tatelog.biz

今後の展望

Con-Scheは、工程表を単なるスケジュール表としてだけでなく、施工データを管理する基盤へと進化させていく予定です。

具体的には、複数の現場の工程をまとめて確認できる「現場横断ダッシュボード」の開発が計画されています。これにより、本社から各現場の進捗状況をリアルタイムに把握できるようになります。さらに、外部の作業日報システムと連携し、計画と実際の作業のずれを記録・管理することで、予算と実績の管理も実現します。Power BIなどのBIツールとのAPI連携も予定されており、経営判断に必要な分析基盤の構築を目指しています。

先行導入パートナーの募集

Con-Scheは、「現場で本当に役立つ工程表」を一緒に作り上げてくれる先行導入パートナーを募集しています。建設会社、ゼネコン、サブコンの皆さまが対象で、現場での意見交換を通じて機能改善に参加できます。パートナー企業からの要望は、優先的に開発に反映されるとのことです。ご興味のある企業は、上記のサービスサイトからお問い合わせください。

株式会社建ログ 会社概要

  • 会社名:株式会社建ログ

  • 代表者:石川 豊

  • 設立:2025年9月1日

  • 事業内容:建設業向けSaaSの企画・開発・運営

  • URL:https://con-sche.tatelog.biz

本件に関するお問い合わせは、上記サービスサイトのお問い合わせ窓口よりお願いします。

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