大林組、建設現場施工管理サービス「Buildee」を全現場に導入決定
大林組、建設現場施工管理サービス「Buildee」を全現場に導入決定
株式会社大林組は、株式会社リバスタが提供する建設現場施工管理サービス「Buildee(ビルディー)」を、土木・建築部門の全現場へ導入することを決定しました。
これまで大林組では、作業間の連絡調整、労務安全書類の作成・管理、顔認証による入場管理、CCUS(建設キャリアアップシステム)連携といった業務で複数のサービスを併用していました。このため、情報やデータが分散し、業務の流れが分断されること、そして利用者への負担が増えることが課題となっていました。これらの課題を解決し、施工管理と安全管理に関する業務の負担を減らし、データの活用を強化するため、「Buildee」へのサービス統一が決まりました。
大林組は、2026年度から「Buildee 調整会議」「Buildee 労務安全」「Buildee 入退場管理」を順に導入し、2028年度中の全現場への導入を目指します。

「Buildee」選定の理由
大林組は「大林グループ中期経営計画2022」においてDX戦略を進めており、社内システムのスリム化、データ基盤の整備、業務の自動化・省人化に取り組んでいます。建設DX市場が広がる中で、大林組が「Buildee」を「建設現場における重要なプラットフォーム」として選んだ理由は以下の通りです。
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豊富な導入実績
「Buildee」は、施工管理・安全管理を支援するクラウドサービスとして、約800社の元請企業に導入され、約200万人の作業員が登録、約120万名分の顔写真が登録されています。これまでに累計3万件以上の現場で使われており、業界で最大級の実績が導入を後押ししました。 -
支援領域の幅広さと網羅性
「Buildee」は、作業間連絡調整、出面管理、労務安全書類の作成・管理、顔認証による入場、入退場管理、CCUS連携など、施工・安全管理に必要な機能を全て備えており、複数のサービスを併用せずに一元的に運用できます。また、「工事車両管理」や「優良技能者手当計算」、豊富なデータを使ったAI活用など、新しいサービスを積極的に開発している点も評価されました。 -
建設業界・現場の実態に即した料金体系
「Buildee」は、協力会社は無料で利用でき、ユーザー登録も無制限です。さらに、上位会社による代行操作も無料で提供されており、多くの協力会社が出入りする建設現場の特性に合わせた料金体系が導入の決め手となりました。 -
建設DXを推進する多様なソリューション
リバスタは、建設現場向けデジタルサイネージや顔認証機器の「BANKEN(バンケン)」、施工管理業務の標準化とノウハウ継承を支援する「GENBATON(ゲンバトン)」、作業員にポイントを付与できる「ビルダーズポイント」など、建設DXを進める多様なソリューションを提供しています。さらに、建設現場のCO2算定サービス「TansoMiru(タンソミル)」や電子マニフェストサービス「e-reverse.com(イーリバースドットコム)」など、持続可能性を支援する取り組みも積極的に行っており、これらとの連携性や将来性も高く評価されました。 -
お客様のパートナーとして、伴走・共創を重視する姿勢
リバスタは、システムの提供だけでなく、業務の流れや運用方法を含む様々な業務改善の提案や、先行導入現場での説明・定着支援を継続的に行っています。また、大林組の協力を得て、「GENBATON」や「工事車両管理」といった新しいサービスの共同開発にも取り組んでおり、お客様の課題解決に寄り添う姿勢が高く評価されました。
今後の展望
リバスタは、大林組が目指す2028年度中の全現場導入の実現に向けて、運用設計から現場での定着までを計画的に支援していきます。この取り組みに加え、全ての顧客により高い価値を提供できるよう、導入企業の活用状況から得られた知見を基に、継続的にサービスを改善していく方針です。
リバスタは今後も、現場の課題解決に向けた支援と共同での取り組みを通じて、建設業界全体の生産性向上に貢献していくとしています。
「Buildee」について
建設現場施工管理サービス「Buildee」は、建設現場における施工管理業務をサポートするクラウドサービスです。日々の調整会議での作業間連絡調整や入退場管理、安全書類作成、進捗・歩掛管理などのサービスを網羅しており、現場の規模を問わず幅広く利用されています。協力会社の利用は無料、ユーザー登録は無制限で、各支店・現場へのサポートにも力を入れています。2025年10月末時点で導入した元請会社数は800社を超え、業界最大級の施工管理領域クラウドサービスとして普及しています。
Buildeeは「CCUS認定システム」として、就業履歴情報や事業者・技能者情報、現場・契約情報、施工体制情報などをCCUSへ連携しています。現場で働く技能者の就業履歴を日々自動で連携することで、技能者の適切な評価や待遇改善を目的とするCCUSの普及・活用を後押ししています。
- サービスサイト:https://service.buildee.jp/
各サービスの詳細
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CCUS(建設キャリアアップシステム)
一般財団法人建設業振興基金が運営する、技能者の資格や現場での就業履歴などを登録・蓄積し、能力評価につなげる仕組みです。- 公式サイト:https://www.ccus.jp/
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Buildee 調整会議
建設現場での作業予定や重機などの予定管理、作業間連絡調整会議の記録、日誌の作成など、円滑な現場運営に欠かせない各種業務の効率化を支援するサービスです。 -
Buildee 労務安全
建設現場における安全管理と法令遵守を目的として、協力会社から元請会社へ提出が義務付けられている安全書類などの作成・確認・管理を効率化するサービスです。 -
Buildee 入退場管理
建設現場ごとに作業員の入退場履歴を記録し、CCUSに就業履歴情報を自動連携できます。顔認証機器や専用のカードリーダーなど、各現場のニーズに合ったデバイスを活用可能です。
関連情報
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大林グループ中期経営計画2022:https://www.obayashi.co.jp/company/mid_term_plan.html
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株式会社リバスタ:https://www.rvsta.co.jp


