画像で幅を自動計測する「フォトノギス」が国交省NETISに登録、インフラ点検を効率化

画像から“幅”を測る「フォトノギス」、国交省NETISに登録

株式会社TTESが提供する、ひび割れや遊間、目地といった構造物のさまざまな「幅」の監視を効率化する画像計測ソリューション「フォトノギス」が、2025年12月25日付で国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。

「フォトノギス」は、人の判断に左右されず、電気や通信設備がなくても使えるため、山間部や災害時などインフラ条件に制約がある現場でも適用できる点が特徴です。今回のNETIS登録により、公共インフラの維持管理業務において、新しい技術としての活用や試行導入がより進めやすくなります。

NETIS登録の概要

「フォトノギス」のNETIS登録内容は以下の通りです。

  • 技術名称:ターゲット画像による2点間の距離の計測技術「フォトノギス」

  • NETIS登録番号:KK-250066-A

  • 登録日:2025年12月25日

開発の背景

インフラ構造物の維持管理では、ひび割れの幅だけでなく、橋梁の遊間や目地、継ぎ目など、多様な「幅」の変化を長い期間にわたって把握することが重要です。

しかし、現場では次のような課題が明らかになっています。

  • 経験豊富な技術者による目視や手作業に頼ることが多い

  • 技術者が不足している

  • 危険な場所での作業が必要になることがある

  • 電気や通信環境が整っていない場所がある

フォトノギスの特長

「フォトノギス」は、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した画像から、対象物の「幅」を±0.1mmの正確さで自動計測する画像解析技術です。主な特長は次の通りです。

  • ひび割れ・遊間・目地など、測る対象を限定しない“幅”の監視

  • 人に依存しない、数値に基づいた評価

  • 現場では専用のタグを「貼って」、画像を「撮る」だけの簡単な作業

  • 電気や通信設備がない現場でも利用可能

  • 危険な場所での接近作業を減らすことができる

  • 点検作業の省力化・効率化

フォトノギスの特徴を示す画像

この技術は、日常点検、定期点検、災害時の点検など、幅を把握し監視する必要があるさまざまな管理業務への適用が考えられています。

NETIS登録による効果

国土交通省のカタログに掲載されたことに加え、今回のNETIS登録により、「フォトノギス」は公共工事や維持管理業務において、正式に確認された新しい技術として位置づけられました。

これにより、発注者による新技術の活用検討、試行導入や実証的な利用、そして技術提案での活用が、これまで以上にスムーズに進められることが期待されます。

「フォトノギス」に関する詳細情報は、以下のウェブサイトで確認できます。

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