国立高専機構、USP研究所に感謝状を贈呈 – IT人材育成への貢献を評価

国立高等専門学校機構の谷口功理事長は、2025年12月18日に東京都内にある有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所(以下、USP研究所)を訪問し、代表取締役社長の當仲寛哲氏に対し感謝状を贈呈しました。

感謝状を授与する様子

この感謝状は、USP研究所が国立高等専門学校の教育研究に長年にわたり貢献してきた功績を称えるものです。特に、次世代のIT人材を育てることを目的とした「ユニケージ奨学金」への資金提供が大きく評価されました。

感謝状の文面

「IT基礎力」を育むUSP研究所の取り組み

USP研究所は、コンピュータを動かす基本的な技術である「シェルスクリプト」を使った国産技術「ユニケージ®」を開発し、企業のシステム作りを続けてきました。同社が提供する教材や学習環境、そして「IT基礎力検定」を通して、学生たちはこのシェルスクリプトというITの基礎技術を身につけます。これにより、単なるプログラミングスキルだけでなく、自分でシステムを組み立て、社会の課題を解決できる「本物の基礎力」を養うことを目指しています。

国立高等専門学校機構は、USP研究所の「現場で役立つ技術」を伝える支援を受け、これからの時代を担う技術者の育成をさらに進めていく方針を示しています。変化の激しい時代でも、流行に流されず、技術を使いこなして社会に貢献できる「真の実践的技術者」を育てるため、教育体制を充実させるとしています。

関係者のコメント

オフィスで説明する男性

国立高等専門学校機構の谷口功理事長は、デジタル人材育成への支援に深く感謝の意を述べました。USP研究所からの寄付を元に始まった「Unicage奨学金」制度では、IT基礎力講座の検定試験で優秀な成績を収めた学生に奨学金が給付されています。この講座は、国際的な資格試験「Linux Professional Institute」の内容を網羅する高度なものです。谷口理事長は、USP研究所のサポート体制強化により、過去最多の合格者と奨学生が生まれたことに触れ、今後もデジタル分野の教育充実と学生の成長に全力を尽くすと語りました。

USP研究所の當仲寛哲代表は、感謝状の受領を光栄に思うと述べました。現在のIT業界では、エンジニアが大きなシステムの一部だけを担当することが増えていますが、IT本来の目的は社会や企業の課題をシンプルに解決することにあると強調しました。同社が提供する「IT基礎力講座」や検定を通じて、学生にはコンピュータの基本原理に基づいた「自分で作り上げる力」を身につけてほしいと願っています。當仲代表は、「今回の感謝状を励みに、高専教育への支援を続け、学生たちが技術の本質を理解し、社会に貢献できる実践的技術者として成長できるよう、全力を尽くします」と語りました。

2025年12月18日の概要

  • 日時: 2025年12月18日(木)14:00

  • 訪問者: 独立行政法人 国立高等専門学校機構 理事長 谷口 功

  • 訪問先: 有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所(東京都港区)

  • 内容: 感謝状授与、記念撮影、懇談(約50分)

懇談の様子

感謝状を持つ二人

独立行政法人国立高等専門学校機構について

独立行政法人国立高等専門学校機構は、2004年に設立され、全国に51の国立高専を運営しています。地域や世界の課題を解決できる実践的な人材を育てるため、積極的な学習方法の導入やグローバル化、研究活動の推進などに取り組んでいます。

有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所について

USP研究所は2005年の設立以来、独自のシステム開発手法「ユニケージ」を使って、多くのお客様の情報システムを構築しています。技術だけでなく、企業や社会、人間の活動に深い理解と配慮を持ち、世の中の進化に貢献する「ソーシャル・ドクター」を目指しています。

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