建設DX・i-Construction wpmaster 2025年12月22日 0 コメント

DJIの産業用ドローン「DJI Dock 3」が北海道の圃場整備を効率化

圃場整備の課題とドローン活用

圃場整備の現場では、複数の業者が同時に作業を進めるため、それぞれの測量にかかる費用や手間、そしてデータのばらつきが大きな課題となっていました。このような状況を改善するため、DJIの産業用ドローン「DJI Dock 3」が導入されました。

北海道の圃場整備現場では、HELICAM株式会社と地域の4社が共同で「DJI Dock 3」を導入しました。これにより、これまで作業員が現場で操縦していた測量作業を、遠くから自動で行えるようになりました。その結果、複数の工区をまとめて管理できるようになり、作業員の負担が大きく減りました。

遠隔操作には「DJI FlightHub 2」というシステムが使われました。このシステムによって、ドローンが自動で測量を行い、測量後のデータは自動でクラウドにアップロードされます。これにより、現場の状況をクラウド上でいつでも確認できるようになり、作業の進捗管理がスムーズになりました。

「DJI Dock 3」は、北海道特有の厳しい寒暖差や強風の中でも、安定した飛行と正確な測量を実現し、現場の作業員から高い評価を得ています。

今回の取り組みの様子や、DJI産業用ドローンを活用するメリットについては、以下の事例動画で詳しく紹介されています。

DJIは、2006年の創業以来、ドローン技術の発展を牽引し、プロの映像制作から再生可能エネルギー、農業、公共安全、測量、マッピング、インフラ点検など、さまざまな分野で革新的な製品を提供しています。DJIの製品は、世界中の人々の生活に新たな価値をもたらし、社会の進歩に貢献し続けています。

DJIに関する詳細は、以下のリンクから確認できます。