ASUS、2025年OLEDモニター市場で世界No.1シェアを獲得 – 急成長する市場を牽引

ASUSは、2025年のOLED(有機EL)モニター市場において、独立調査会社TrendForceの調査により、推定21.9%のシェアを獲得し、世界No.1ブランドとなったことを発表しました。これは、日頃よりASUS製品を利用している世界中のユーザーへの感謝の気持ちを伝えるものです。

2025年には、OLEDゲーミングモニターの世界出荷台数が大きく増え、次世代OLEDモニターへの買い替え需要が広がりました。この市場の成長を背景に、ASUSは世界No.1の地位を確立しました。

ASUS ROG OLED ゲーミングモニター

ユーザー中心の製品開発と幅広いラインナップ

ASUSは、ただ高性能なスペックを追求するだけでなく、「ユーザー中心」の考え方に基づき、製品の設計と使いやすさの向上に力を入れてきました。QD-OLEDやWOLEDといった技術を使い、ゲーミング、クリエイター、プロフェッショナル向けなど、様々なOLEDモニターを展開しています。

また、「OLED Care Pro」「Neo 近接センサー」「TrueBlack Glossy」「DisplayWidget Center」といった独自の技術を開発し、画質の良さだけでなく、長く使える耐久性、操作のしやすさ、映像への没入感など、総合的な映像体験を提供しています。これらの取り組みが、幅広いユーザーにASUSのOLEDモニターが選ばれる理由の一つと考えられます。

革新的な製品展開と市場の拡大

ASUSは、多様なユーザーの要望に応えるため、新しい技術と迅速な製品投入を両立させながら、OLEDモニターの製品ラインナップを増やし続けています。

  • 幅広い製品展開:
    2025年には、eスポーツ向けの超高速モデルから、高精細な映像が求められるクリエイター向けまで、幅広いOLEDモニターを提供しました。

  • 最先端OLED技術の採用:
    「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」や「ROG Strix OLED XG27AQWMG(日本未発売)」などの製品には、Tandem OLED技術やTrueBlack Glossyコーティングを採用し、画面の明るさ、色の表現範囲、耐久性を高めています。

  • 焼き付き防止技術:
    ASUS独自の「OLED Care Pro」と「Neo Proximity Sensor」により、ユーザーがモニターから離れると自動で画面を黒く切り替えることで、パネルの長期利用をサポートします。

  • 継続的な製品投入:
    2025年初めには、27インチQD-OLEDの「ROG Swift PG27UCDM(4K・240Hz)」や「ROG Strix XG27AQDPG(1440p・500Hz)(日本未発売)」などを発表しました。

今後の市場動向とASUSの取り組み

TrendForceの調査によると、OLEDモニター市場は拡大を続けており、2025年第3四半期の世界出荷台数は、前の年の同じ時期と比べて65%増の約64万4,000台に達しました。特にゲーミング分野でのOLEDモニターの採用が進む一方で、コンテンツ制作やモバイル用途など、利用される場面も広がっています。

ASUSも、色の正確さを重視するクリエイター向けの「ProArt OLEDシリーズ」や、OLEDパネルの特徴を活かしたポータブルモニターの「ZenScreen OLEDシリーズ」を提供しています。

今後は、ゲーミング分野に加え、クリエイター市場やモバイル用途など、幅広いユーザーの意見を聞きながら、様々な利用シーンに合ったOLEDモニターの開発を続けていく方針です。日本市場においても、信頼性と実用性を重視した製品を通じて、長く使ってもらえる価値の提供を目指します。

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