留学生がドローン国家資格の最上位「一等無人航空機操縦士(学科)」に合格
留学生が日本の最上位ドローン国家資格に合格
福島県郡山市にあるWiZ 国際情報工科自動車大学校のドローンスペシャリスト科に在籍する留学生、ペレラ ロドリッグ ジュディカエル コジョさんが、日本の無人航空機分野で最も高い国家資格「一等無人航空機操縦士」の学科試験に合格しました。
難関資格「一等無人航空機操縦士」とは
「一等無人航空機操縦士」は、人が住む場所での目に見えない飛行(レベル4飛行)を含む、高度なドローン操作を可能にする資格です。この資格を取るには、高い操縦技術だけでなく、日本の航空法や安全管理に関する専門知識を、日本語で正確に理解する力が求められます。そのため、留学生が合格することは非常に珍しいとされています。
言葉の壁を乗り越えた努力
ベナン共和国出身のペレラさんは、専門用語や法律の文書に使われる難しい日本語、特に漢字の読み方や言い回しに苦労しながらも、諦めずに勉強を続けました。何回かの挑戦を経て、ついに合格を勝ち取りました。

ペレラさんは、「試験には8回目で合格しました。合格までの道のりでは、文章の日本語、特に漢字の読解や言い回しに非常に苦戦しました。そのため、先生に質問をしたり、模擬試験やAIで作成した想定問題を何度も解いたりして、試験に臨みました。」と語っています。
合格した瞬間は、驚きと喜びで震えたそうです。すぐに先生に結果を伝えたくて連絡したほど、うれしかったとのことです。今後は実地試験に向けて、これまでの実習での練習を活かして挑む予定です。さらに、他の国家資格にも挑戦したいと考えています。
WiZ 国際情報工科自動車大学校のサポート
WiZ 国際情報工科自動車大学校では、国家資格に対応した授業だけでなく、実際にドローンを運用する訓練も行っています。また、学生一人ひとりの理解度に合わせて、きめ細やかなサポートを提供しています。日本人学生だけでなく、日本での就職や社会での活躍を目指す留学生に対しても、実践的で挑戦できる学習環境を整えています。
この大学校は、国籍や背景に関わらず、ドローン分野で世界的に活躍できる人材を育てることを通じて、ドローンの安全な利用と産業の発展に貢献していくことを目指しています。


