建設現場の未来を体験!「JAPAN BUILD 東京」で防災・安全・脱炭素の最新技術が集結

近年、道路や水道管などのインフラが古くなる問題や、災害への備えがとても大切だということが、ニュースなどでよく取り上げられています。私たちの暮らしや経済を支える大切な基盤を守るためには、早く効率的に対応し、将来にわたって災害に強い社会を作っていくことが求められています。

「JAPAN BUILD(ジャパンビルド)東京」は、今年で10回目を迎える展示会です。ここでは、AI(人工知能)やドローン、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)といった新しい技術を使って、インフラの点検や建設現場の安全を高め、さらに地球に優しい脱炭素化を進めるための製品やサービスが数多く集まります。

注目される最新技術

このイベントでは、「防災」「安全」「脱炭素」という3つの大きなテーマに沿った技術が紹介されます。

インフラ点検もデジタルで

災害の前後で、橋やトンネルなどのインフラを素早く点検できるドローンや、AIを使って報告書を自動で作るシステムなど、デジタル技術がインフラの維持管理を大きく変えようとしています。

超狭小空間点検ドローン IBIS2-A

命を守るDX

建設現場で働く人々の安全を守るための技術も展示されます。例えば、身につけるデバイス(ウェアラブル)を使って、熱中症のリスクを知らせたり、体調が悪くなるのを防いだりするシステムが登場します。

5K熱中症・体調管理クラウドサービス

脱炭素で現場が変わる

環境に配慮した取り組みとして、排気ガスを出さない電動のショベルカーや、広大な現場を効率的に移動できるGX化(グリーン・トランスフォーメーション)車両など、地球に優しい最新の建設機械が紹介されます。実際に動く機械を見ることができる機会もあります。

コマツ電動ショベル

VRで未来の現場を体験

VR技術を使えば、仮想の空間で建設現場を体験できます。これによって、作業の安全確認をしたり、ベテランの技術を若い人に伝えたりすることが、より簡単になります。

VR建設現場シミュレーション

初開催!「建設DXアワード」

今回初めて「建設DXアワード」が開催されます。これは、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)をさらに進めるための革新的な技術を表彰するものです。労働力不足や安全性の向上といった業界の課題を解決する技術を持つ43社が参加し、12月10日と11日に予選が行われます。

12月12日には決勝が行われ、最優秀賞に選ばれた企業は、建設RXコンソーシアムとの協力で技術を実際に試す機会を得られます。AIを使った施工管理やVR研修、ロボットによる施工など、未来の現場を変える技術に注目が集まります。

建設 DX AWARD 2025 ロゴ

展示会概要

「第10回 JAPAN BUILD TOKYO -建築・土木・不動産の先端技術展-」は、東京ビッグサイトで2025年12月10日(水)から12日(金)まで開催されます。主催はRX Japan株式会社です。今年は、550の会社が出展し、36,000人の来場者が見込まれています。

一般の来場を希望する方は、以下のリンクから事前に登録が必要です。

インフラや建設現場の未来を形作る最新技術を、ぜひ会場でご覧ください。

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