CAD wpmaster 2025年12月16日 0 コメント

応用技術、金型製作の工数を70%削減する「Ezsurf.make」の特許を取得し、セミナーを開催

応用技術株式会社は、Autodesk Fusion用アドインツール「Ezsurf.make」に関する特許を取得したことを発表しました。このツールは、金型製作において時間のかかる加工延長面のモデリング作業を自動化し、工数を大幅に削減することを目指しています。

Ezsurf.makeの特長

Ezsurf.makeは、オートデスクのプラチナパートナーである応用技術が開発した、Autodesk Fusionのアドインツールです。金型製作のCAM（Computer Aided Manufacturing）作業において、加工延長面のモデリングは「ツールパスの回避抑制」や「プロファイルラインの精度向上」に不可欠ですが、手作業では多大な時間と手間がかかるという課題がありました。

Ezsurf.makeは、このような課題を解決するために開発され、直感的な使いやすさを重視しています。CAMの専門知識がなくても、誰もがすぐに扱えるように設計されており、手作業で数十分から一日以上かかっていた延長面作成時間を70%以上削減できるとされています。

豊富な機能で作業工数を大幅に削減

このツールは、複雑な操作を必要とせず、サーフェイスを自動的に取得し、延長できます。主な機能は以下の通りです。

サーフェイスの自動取得から同時延長
延長面生成と同時に補完面を生成
延長面生成と同時に穴埋めを生成

現状のCAD/CAM変更は不要

Ezsurf.makeは、現在使っているCAD/CAMツールを変更することなく、Autodesk Fusionのアドインとして導入できます。年間96,000円（税抜）のサブスクリプションで提供されており、少ない投資で作業効率を向上させ、金型製作の生産サイクルを早めることが期待できます。

Ezsurf.makeサービス詳細: https://todim.apptec.co.jp/machining/ezsurfmake/

「現場目線で使える自動化」をテーマにセミナー開催

特許取得を記念し、加工延長面のモデリングに長時間費やし、作業工数削減に課題を感じている方々を対象に、無料オンラインセミナーが開催されます。

このセミナーでは、Autodesk Fusionアドインツール「Ezsurf.make」が加工延長面作成作業を自動化し、70%以上の工数削減を実現する仕組みを紹介します。長年のCAM支援実績を持つ株式会社モノミラをゲストに迎え、「本当に使える自動化」のポイントを徹底的に検証します。Ezsurf.makeによる自動化のデモンストレーションを通じて、工数削減と品質向上の実例が解説される予定です。

セミナー参加者には、特典として2週間の無料トライアルが提供されます。

セミナー概要

タイトル: 加工延長面作業70%削減は本当か？現場で使える加工延長面自動生成ツール「Ezsurf.make」とは
日時: 2026年1月27日(火) 14:00～14:50
参加費: 無料
形式: オンライン（Zoom）
主催: 応用技術株式会社
セミナー詳細: https://todim.apptec.co.jp/event/202601-ezsurf/

応用技術株式会社について

応用技術株式会社は1984年の設立以来、ものづくり支援やBIM/CIM、GISを活用した「ソリューションサービス事業」と、防災・環境分野を対象とした「エンジニアリングサービス事業」を展開しています。お客様の課題を価値に変えるイノベーションカンパニーとして成長しており、製造分野ではデジタル技術で変革する「toDIM」を展開し、AM技術や切削加工のDX支援を行っています。