建設現場の騒音・豪雨・突風をリアルタイムで可視化、迅速な意思決定を支援する新アプリ登場
MODE, Inc.は、建設現場向けのアプリケーション群「BizStack Construction Apps」に、新たに「騒音振動検知アプリ」と「天候通知アプリ」を追加しました。
これらのアプリは、NXTech株式会社が提供する「みまわり伝書鳩」と「BizStack」を連携させることで、建設現場で発生する騒音、振動、風速、雨量などのデータをカメラ映像と合わせてリアルタイムで見えるようにし、自動で知らせる機能を提供します。これにより、建設現場での環境への配慮や安全対策がさらに進むことが期待されます。

新アプリ開発の背景
建設現場では、騒音や振動への対策、そして急な天候の変化に対する備えが非常に重要です。環境省や東京都環境局が示す基準や指針でも、これらの継続的な管理が必要だとされています。
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環境省「特定建設作業に伴つて発生する騒音の規制に関する基準」: https://www.env.go.jp/hourei/07/000050.html
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東京都環境局「建設工事に係る騒音・振動の規制」: https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/noise/noise_vibration/rules/cw_standard
しかし、これまでの現場では、以下のような課題がありました。
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騒音や振動のデータと、実際の現場の状況が別々に管理されているため、全体像がつかみにくい。
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異常な数値が出たときに、すぐにどう対応すべきか決めるのに時間がかかる。
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天候への対応が、担当者の経験やその都度の天気予報の確認に頼りがちで、対応が遅れたり、逆にやりすぎたりすることがある。
MODEは、これらの問題を解決するため、「BizStack」を使ってセンサーデータ、映像、通知を一つにまとめ、現場が素早く、そして合理的に判断できるよう支援します。
騒音振動検知アプリの特長
このアプリは、騒音や振動センサーで測ったデータとカメラの映像を「BizStack」の同じ画面で同時に見られるようにします。
あらかじめ決めた基準値や監視時間を超える騒音や振動があった場合、自動的にMicrosoft Teamsやdirectなどのツールを通じて通知が届きます。現場の管理者は、数値と映像を同時に確認することで、現場に行かなくても何が原因か、対応が必要かを判断できます。
また、一時的な大きな音だけでなく、環境基準に合わせた継続的な騒音や一定時間続く振動なども監視できる仕組みが最初から備わっています。これにより、複雑なアラート設定の手間が省けます。
このアプリによって、以下のことが可能になります。
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騒音や振動が発生している状況をリアルタイムで把握できる。
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不要な現場確認や作業の中断を減らせる。
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客観的な記録データが残るため、説明が必要な場面で役立つ。
これにより、周辺住民の生活環境を守りながら、工事をスムーズに進めることができるようになります。
天候通知アプリの特長
このアプリは、風速、風向き、雨量などの観測データとカメラ映像を「BizStack」上でまとめて表示し、設定した基準値を超えた場合に自動で通知します。
突然の強い風や激しい雨だけでなく、一定時間続くことで作業の危険性が高まったり、地盤災害につながるような条件も監視対象とすることで、より実用的なアラートを実現します。
このアプリによって、以下のことが支援されます。
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養生(ようじょう)や資材を守るための事前対策の精度が上がる。
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高所での作業中止など、安全に関わる判断を素早く行えるようになる。
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必要な分だけの対応で済むため、作業の効率が上がる。
将来的には、天気予報のデータとも連携し、現場に影響が出そうな警報や注意報を自動で検知できるようになる予定です。通知と同時に現場の映像が見られるようになることで、事前に指示を出したり、作業の判断をしたりすることがきっとできるようになるでしょう。
「みまわり伝書鳩」と「BizStack」による高度な監視
「みまわり伝書鳩」を「BizStack」につなぐことで、様々な測定機器からのデータを活用し、現場をまとめて監視できる「統合的な現場監視基盤」として進化します。
「BizStack」では、以下の機能が実現します。
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様々な測定データを、グラフなど見やすい形で一つにまとめて表示できる。
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センサーデータ、映像、外部のデータをまとめて管理できる。
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高度なダッシュボードで、一つの画面で全ての状況が見える化される。
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AIを使ったチャット形式での通知や確認ができる。

現場に関わるあらゆるデータをつなぎ、誰もが直感的に状況を把握できる環境を提供します。
BizStackとは
「BizStack」は、現場のリアルタイムデータや既存のシステムデータを一つにまとめ、AIを使って直感的に操作することで、仕事の効率を上げたり、安全性を高めたりするデータ統合ソリューションです。建設、製造、物流といった「現場」で発生する様々なデータ(IoTデータ、既存システム、SaaSなど)をリアルタイムで集めて分析できます。
サービスサイト: https://lp.tinkermode.jp/bizstack
MODE, Inc.について
MODE, Inc.は、現場のリアルタイムデータ活用を支援する「BizStack」を開発・提供している、シリコンバレー発のスタートアップ企業です。建設、製造、物流などの現場が抱える人手不足や、業務が特定の人に集中してしまうといった課題に対し、デジタル技術と現場の状況をよく理解したアプローチで、多くの企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートしています。

会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
設立:2014年7月
事業内容:現場データ統合ソリューション「BizStack」の企画・開発・提供
URL:https://www.tinkermode.jp


