建設業界のAI活用、効果実感フェーズへ。期待以上の効果が3倍に増加するも、ノウハウ不足が最大の課題

建設業界のDXの実態調査 - AI編

株式会社Arentは、2025年1月から12月にかけて建設業界のAI活用に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。この調査から、建設業界におけるAI活用が「効果実感」フェーズに入り、導入企業の間で効果を実感する割合が増えていることが明らかになりました。

AI活用が実行フェーズへ、効果を実感する企業が約2倍に増加

調査によると、業務でAIを「活用中」と答えた企業の割合は57.6%に達し、AI活用が着実に実行段階に進んでいることが示されました。特に「活用していて効果も実感している」企業は、2024年の7.9%から2025年には14.9%へと約2倍に増えています。これは、AIが実際の業務で成果を出し始めていることを示唆しています。

業務におけるAI活用状況について

AI活用の効果、「期待以上」を実感する企業が約3倍に急増

AIを導入した企業のうち、「期待した以上の効果が出ている」と回答した企業の割合は、2.6%から7.8%へと約3倍に急増しました。導入企業の約4割(39.5%)が、期待通りかそれ以上の効果を感じています。また、「効果を測定できていない」という回答が大きく減り、効果をきちんと測ろうとする意識が高まっていることがうかがえます。

AI導入の効果実感

AIへの期待は「業務効率化」が約半数、「データ分析」も3割を占める

AI活用に期待する点(複数回答)としては、「業務効率化」が47.4%と最も多く、次に「データ分析」が30.0%でした。これは、AIが単に作業を効率化するだけでなく、データから新しい発見を得ることへの期待も大きいことを示しています。

AI活用として期待するもの

AI活用の最大の障壁は「ノウハウの不足」

AI活用における懸念点や障壁(複数回答)で最も多かったのは、「ノウハウがない」(19.3%)でした。AIの導入や活用が進む中で、具体的な成功例や運用技術に関する知識が組織内で不足していることが大きな課題となっています。次いで、「技術的な課題」(18.2%)、「人材不足」(15.1%)が上位を占めています。

AI活用における懸念や障壁について

調査概要

  • 調査実施者: 株式会社Arent

  • 調査方法: イベント現地でのアンケート

  • 調査対象: 建設業界従事者

  • 有効回答数: 411件

  • 調査時期: 2025年1月~2025年12月

前年の調査結果を含め、詳細はこちらで確認できます。

株式会社Arentについて

株式会社Arentは「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める企業です。クライアント企業と共に課題解決に取り組む「DX事業」と、自社SaaSを展開する「プロダクト事業」の2つの事業を中心に活動しています。Revit向けプラグイン群「Lightning BIM」シリーズをはじめ、M&Aを通じて6社7製品シリーズをグループに加え、建設業界の課題を技術で解決しています。

  • 会社名: 株式会社Arent

  • 所在地: 東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル3階

  • 代表者: 代表取締役社長 鴨林広軌

  • 設立: 2012年7月2日

  • 資本金: 8億75百万円

  • 事業内容: 建設・プラント業界向けDX支援、システム開発・販売

  • Webサイト: https://arent.co.jp/

  • 問合せ先: info@arent3d.com

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