建設業界の業務負担を軽減する「BPO丸投げサービス」が正式にスタート
verbal and dialogue株式会社は、建設業界向けの新しいサービス「BPO丸投げサービス」を2025年10月に正式に開始しました。このサービスは、AI技術とBPO(業務委託)を組み合わせることで、工事写真台帳の作成や建設事務作業を専門チームに任せられるようにするものです。

建設業界の課題に対応
建設業界では、働く人が減っていることや、時間外労働の規制(いわゆる「2024年問題」)などにより、現場監督や事務担当者の負担が年々増えています。特に、工事現場で撮った写真を整理し、台帳を作る作業は非常に時間がかかり、残業の原因や人手不足の一因となっています。
verbal and dialogue株式会社は、これまでもAI工事写真アプリ「Cheez」を使って、写真の整理や台帳作成の時間を90〜95%減らすことに成功していました。今回の「BPO丸投げサービス」は、その経験を活かし、現場だけでなく事務所の面倒な作業も無くすことを目指して開発されました。
サービスの内容:撮るだけで完了
「BPO丸投げサービス」は、AI工事写真アプリ「Cheez」で撮影した写真データを自動でサービスに連携させます。その後、現場監督の経験があるスタッフが、報告書や写真台帳を代わりに作成します。これにより、現場の担当者は写真を撮るだけで作業が完了します。台帳の整理、報告書の作成、提出データの形式合わせまで、すべて専門チームに任せることができます。
サービスの詳細はこちらで確認できます。
BPO丸投げサービス
サービスの特徴と利用するメリット
このサービスには、以下のような特徴とメリットがあります。
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Cheezとの連携: AIが写真を自動で分類・整理し、BPOチームが最終的な資料を完成させます。
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現場業務の完全代行: 写真台帳、工事報告書、積算展開など、事務作業のほとんどを任せることができます。
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人手不足・残業の削減: 人員が足りない時でも生産性を保ち、年間コストを最大93%減らすことも期待できます。
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専門チームによる高品質な作業: 業界経験者が一つ一つ確認し、正確な資料を作成します。
代表者からのコメント
verbal and dialogue株式会社の代表取締役である森川善基氏は、「これまでは『Cheez』で“写真を撮るだけで完了”という状態を実現してきました。今回の『BPO丸投げサービス』では、“現場作業そのものを手放せる”世界を目指しています。人手不足が深刻な状況でも、現場の担当者が本来の仕事に集中できる環境を作り、建設業の新しい“当たり前”を形にしていきたいと考えています」と述べています。
今後の展望
verbal and dialogue株式会社は、今後「Cheez」シリーズとのシステム連携をさらに強化し、工事写真業務だけでなく、積算(費用見積もり)や人員配置、安全管理など、建設業界全体のデジタル化を支援していく予定です。また、大阪・関西万博2025への出展を通じて、国内外への普及も目指しています。
求人募集のお知らせ
現在、verbal and dialogue株式会社では、事業の拡大に伴い、様々な職種で新しい仲間を募集しています。営業職、一般事務職、完全在宅で働ける職種など、未経験の方も経験者の方も歓迎しています。建設業界の「働き方改革」を支える仕事に興味がある方は、ぜひ詳細をご確認ください。
会社概要
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会社名: verbal and dialogue株式会社
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所在地: 兵庫県姫路市網干区和久423番地48
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代表者: 代表取締役 森川 善基
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設立: 2022年4月21日
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事業内容:
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AI工事写真アプリ「Cheez」
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BPO丸投げサービス(工事写真台帳・建設事務代行)
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人員配置アプリ「ハイチー」 ほか
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