建設業向け原価管理システム「どっと原価3」とクラウド人事労務ソフト「SmartHR」が連携を開始

株式会社建設ドットウェブが提供する建設業向け原価管理システム「どっと原価3」と、株式会社SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」が、従業員データの連携を開始しました。この連携は、建設業界の業務効率化と生産性向上を目指すものです。

協賛ロゴ

連携の背景

近年、建設業界では人手不足が深刻化し、2024年4月には時間外労働の上限規制が適用されるなど、働き方改革への対応が求められています。現場での労務管理や勤怠の適正化が重要となる一方で、資材価格の高騰などにより、原価管理もより正確さが求められています。

このような状況に対応するためには、原価管理と人事労務のデータを連携させ、二重入力や情報の分断をなくすことが不可欠です。

連携の概要

今回の連携により、「どっと原価3」での社員登録が「SmartHR」の従業員データと自動でつながるようになります。

この連携で登録された社員データは、「どっと原価3」の日報管理における作業員登録にも使えます。さらに、スマートフォンやタブレットに対応した「+Biz勤怠」「+Biz日報」を導入すれば、現場や外出先からでも勤怠や日報の入力が可能になり、事務担当者と現場作業員の両方の負担を減らすことができます。

この連携は、原価管理と労務管理の両面で業務を効率化し、現場と管理部門の生産性向上に貢献します。

連携イメージ

SmartHRからのコメント

株式会社SmartHR 執行役員 パートナービジネス事業本部長の瀬沼 悠氏は、今回の連携について「単なる効率化にとどまらず、現場と管理部門の双方がより創造的で価値のある仕事に向き合える環境づくりに繋がる」とコメントしています。また、建設業界のバックオフィス業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、誰もが働きやすい社会の実現に貢献していきたいと述べています。

原価管理システム『どっと原価3』について

「どっと原価シリーズ」は、国内で最も多く導入されている※1建設業向けの原価管理パッケージソフトです。

「どっと原価3」は、工事に関する情報や原価をシステムでまとめて管理し、収益をリアルタイムで見える化することで、適切な経営判断をサポートします。クラウドタイプのため、いつでもどこでも利用でき、企業の規模や成長に合わせて段階的に機能を増やすことも可能です。スマートフォン向けの「+Bizシリーズ」も提供されており、現場と社内の作業効率化を支援しています。

製品ページ:
https://www.kendweb.net/product/

クラウド人事労務ソフト『SmartHR』について

「SmartHR」は、7年連続でシェアNo.1※2のクラウド人事労務ソフトです。

採用情報の管理から雇用契約、入社手続き、勤怠・給与計算といった様々な労務手続きをペーパーレス化し、データを蓄積します。蓄積された従業員データを活用し、「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」「スキル管理」などのタレントマネジメント機能で、最適な人材配置や育成を支援し、データに基づいた人的資本経営を後押しします。

アプリストアサービス「SmartHR Plus」を通じて、他の外部サービスと連携できるアプリケーションを提供しており、企業ごとのニーズに合わせたカスタマイズや、正確で安全なデータ連携を実現しています。「SmartHR」は、企業の生産性向上を助け、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献することを目指しています。

製品ページ:
https://smarthr.co.jp/service/

会社概要

株式会社建設ドットウェブ

  • 代表者名:代表取締役 三國 浩明

  • 本社所在地:石川県金沢市広岡3-3-11 JR金沢駅西第四NKビル7F

  • 設立:2001年1月

  • 事業内容:個別原価管理システム開発・販売、運用コンサルティング

  • ホームページ:https://www.kendweb.net/

株式会社SmartHR

  • 代表者名:代表取締役CEO 芹澤 雅人

  • 本社所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー

  • 設立:2013年1月23日

  • 事業内容:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売

  • ホームページ:https://smarthr.co.jp/

注釈

  • ※1:東京商工リサーチ社 2025年2月調べ 建設業向け原価管理システム市場において 2015年度~2023年度 9年連続 導入企業数 第1位、2021年度~2023年度 過去3年間 累積導入企業数 第1位

  • ※2:デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2024年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2024年度見込)
    https://mic-r.co.jp/mr/03350/
    資料に記載されている内容は発表時点の情報です。その後予告なく変更となる場合がございます。

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