建設・製造業の安全と生産性向上に貢献する『新ヒヤリ・グッジョブ報告KATETOS活用ハンドブック』が発売

労働新聞社は、一般社団法人仮設工業会「DX時代のレジリエンス能力向上対策検討委員会」が編纂した『新ヒヤリ・グッジョブ報告KATETOS活用ハンドブック』を2026年1月13日(火)に刊行しました。この書籍は、建設業や製造業などの現場における労働安全衛生と労働生産性の向上を目的としています。

新ヒヤリ・グッジョブ報告 KATETOS 活用ハンドブック

新ヒヤリ・グッジョブ報告とは

従来のネガティブな意味合いが強かった「ヒヤリハット報告」から脱却し、「新ヒヤリ・グッジョブ報告」は、事故を回避できた成功体験から学ぶ新しいアプローチです。主に「ヒヤリハット」報告、「グッジョブ」報告、「背後要因」に関する報告で構成されています。

ヒヤリハット報告からは、事故に至らず災害を回避できた体験者の知恵や対処方法が得られます。グッジョブ報告からは、安全かつ効率的に仕事ができるアイデアや暗黙知を現場従事者から収集できます。さらに、背後要因報告を通じて、ストレスやコミュニケーションといった心理社会的要因を把握します。

これらの報告を収集・分析することで、危険回避やパフォーマンス向上につながる具体的な対策の方向性を示す、課題解決型の手法です。

新ヒヤリ・グッジョブ報告の構成と特徴

デジタルツール「KATETOS」の活用

「KATETOS(カテトス)」は、仮設工業会と株式会社ダイサンが共同開発したデジタルアプリです。ヒヤリハットを「災害の芽」ではなく、「事故をリカバリーできた成功体験」=「糧(かて)」と再定義し、現場従事者から自発的に知恵やアイデアを得る下意上達のシステムです。

報告者の負担を軽減するため、スマートフォンやタブレット等のデバイスを使い、タップ入力や写真・音声入力が可能です。管理者用の管理画面では、リアルタイムでの確認や情報共有、集団分析結果に基づくアクションプランの提示、AIヒアリングといった機能が備わっています。本書では、実際のアプリ画面の見方・操作方法から、分析結果の活用、アクションプランの採用・実行方法、AIヒアリングまで、利用手順とポイントを丁寧に解説しています。

新ヒヤリ・グッジョブ報告アプリ「KATETOS」

活用事例も掲載

本書には、中小建設企業におけるヒヤリ・グッジョブ報告活動の例、ヒヤリ・グッジョブ報告に基づくメタバースを用いたレジリエンス向上教育の例、AIヒアリングで事例を深掘りし安全意識を高めた例、グッジョブを生む環境を整備し生産性をアップした例など、具体的な活用事例がわかりやすくまとめられています。

書籍情報

  • 書名:新ヒヤリ・グッジョブ報告KATETOS活用ハンドブック

  • 編者:一般社団法人仮設工業会「DX時代のレジリエンス能力向上対策検討委員会」

  • 定価:2,640円(税込)

  • 発売日:2026年1月13日(火)

  • 仕様:B5判/180ページ

新ヒヤリ・グッジョブ報告 糧 KATETOS 活用ハンドブック

ご購入はこちら

関連セミナー開催

2026年3月10日(火)14時から16時にかけて、オンラインセミナーが開催されます。このセミナーでは、『KATETOS』の考え方や導入メリット、具体的な活用事例、レジリエンス能力向上への取り組みとその展望について解説されます。参加費用は無料です。

セミナーの申し込みは、労働新聞社のセミナーページから行えます。
セミナー申し込みページ

×