リバスタの「TansoMiru 電力」が経済産業省の補助金事業に採択、建設現場のCO2排出量算定を効率化

リバスタの「TansoMiru 電力」が経済産業省の補助金事業に採択

株式会社リバスタのクラウドサービス「TansoMiru 電力」が、経済産業省が推進する「令和6年度補正 再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金（電力データ活用支援等事業）」に採択されました。この採択を受けて、「TansoMiru 電力」の機能がさらに充実し、建設現場での電力使用量とCO2排出量の算定業務がより効率的になります。

建設業界のCO2排出量算定における課題

建設業界では、建設現場で発生するCO2排出量のうち、約2割が電力使用によるものと言われています。そのため、CO2排出量を管理し削減するには、電力使用量を正確に把握することが非常に重要です。

しかし、多くの現場では、電気事業者からの検針票を一つ一つ手作業で転記するなどの作業が発生しており、担当者の負担が大きくなっています。このような状況から、電力使用量とそれに伴うCO2排出量を効率的に把握・管理できる方法が求められていました。

近年、日本では電気事業者以外の事業者もスマートメーター（電気の使用量をデジタルで測る機械）から得られる電力データを活用できるようになり、省エネルギーやエネルギー管理の高度化に向けた取り組みが進んでいます。今回の補助金事業は、このような電力データの活用を後押しし、新しいビジネスの展開を促進することを目的としています。

「TansoMiru 電力」とは

「TansoMiru 電力」は、建設現場などに設置されたスマートメーターから得られた電力データを、一般社団法人電力データ管理協会を通じて受け取り、電力使用量とそれに伴うCO2排出量を自動で計算するサービスです。このサービスは、毎月の電力データ取得だけでなく、過去のデータもさかのぼって取得できるため、CO2排出量算定にかかる業務を大幅に効率化できます。

今回の採択を受けて、「TansoMiru 電力」は、電力データの集計をさらに効率化し、担当者の業務負担を減らすための機能拡充を進めます。具体的には、これまで月ごとだった電力データの提供を、より迅速に行えるような機能の追加が予定されています。

「TansoMiru 電力」の詳細は、以下のサービスサイトで確認できます。

• 「TansoMiru 電力」サービスサイト

リバスタの取り組み

株式会社リバスタは、「TansoMiru 電力」の提供と機能拡充を通じて、建設業界の脱炭素経営を推進し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。

本事業の概要

本事業に関する詳細は、以下の公式サイトで確認できます。

• 一般社団法人 低炭素投資促進機構 公式サイト

株式会社リバスタについて

株式会社リバスタは、「「つくる」の現場から、世界を変える。」をミッションに掲げ、ICT（情報通信技術）の力を活用して建設業界の様々な課題解決に取り組んでいます。「サステナビリティの推進」「現場DXの推進」「現場の活性化」の3つの分野で、建設業界の持続的な発展に貢献することを目指しています。主なソリューションとして、電子マニフェストサービス「e-reverse.com」や建設現場のCO2算定サービス「TansoMiru」などを提供しています。

• 株式会社リバスタ 公式サイト