スキルアップ

ポラスハウジング協同組合とポラスハウジング千葉が「建設人材育成優良企業表彰」で優秀賞を2年連続受賞

ポラスハウジング協同組合（埼玉県草加市）とポラスハウジング千葉株式会社（千葉県松戸市）は、第4回「建設人材育成優良企業表彰」において「優秀賞」を受賞しました。この受賞は昨年に続き2度目となります。

この表彰は、国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会が、建設産業で働く人々を確保し、育てるために特に優れた取り組みをしている企業などを表彰するものです。令和4年度から実施されています。

受賞式の様子

建設人材育成への主な取り組み

ポラスハウジング協同組合とポラスハウジング千葉株式会社は、建設業界で働く人々が長く活躍できるような環境づくりに力を入れています。

技能や資格を評価する仕組み

「建設キャリアアップシステム（CCUS）」という仕組みを活用し、技能者一人ひとりの就業実績や持っている資格を登録しています。これに基づいた給与体系を導入することで、技能や資格が正しく評価されるようにしています。さらに、ベテラン社員が後輩を育てる「トレーナーマイスター認定制度」を社内で作り、育成に貢献した社員の成果を給与に反映するなど、人材育成に努めています。

多様な人材の活躍推進

女性が建設業界で活躍できるよう、女性専用のキャリアルートを新しく作ったり、快適なトイレを現場に導入したりする取り組みも行っています。

認定職業訓練校との連携

ポラスグループが運営する認定職業訓練校「ポラス建築技術訓練校」と連携しています。この訓練校は1987年に設立され、昔ながらの徒弟制度ではなく、給与を支払いながら技能者を育てています。

専攻科目は「建築施工系木造建築科」と「建築内装系インテリアサービス科」の2つに分かれており、木造建築の技術や内装・電気工事の技術を学ぶことができます。卒業生は社員大工として活躍するだけでなく、「技能五輪全国大会」や「技能グランプリ」といった全国規模の大会で優秀な成績を収めています。

訓練校での実習と技能五輪授賞式

若年層の関心喚起

若年層に建設業界への関心を持ってもらうため、建築模型コンペ「ポラス 木造住宅インターハイ」を共催しています。このコンペは、高等学校や工業高等学校、高等専門学校の学生を対象にしており、ものづくりの楽しさやアイデアを形にする喜びを体験してもらいます。

2025年度の第4回では、187点の作品の中から各賞が選ばれました。第5回は「一緒に暮らす家」をテーマに、「設計部門」「造形・造作部門」「構造・造作部門」の三部門でアイデアを募集しています。

建築模型コンペ最優秀作品

「ポラス 木造住宅インターハイ」の詳しい情報は、公式サイトで確認できます。
https://kenchiku.co.jp/polus-inter-high/

今後の展望

ポラスハウジング協同組合とポラスハウジング千葉株式会社は、これからも建設人材の育成に向けた取り組みを続け、技術を次の世代へと伝えていける環境を整えていく方針です。

関連情報

Related Posts

You May Have Missed

×