プラント設計のDXを加速!P&ID解析AIツール「PlantStream AIDE」が正式販売開始

PlantStream AIDE

株式会社Arentは、P&ID(配管計装図)解析AIツール「PlantStream AIDE(プラントストリーム エイド)」の正式版を、2026年3月1日より販売開始することを発表しました。このツールは、AI(人工知能)を活用してプラント設計の初期段階における課題を解決し、設計工数を大幅に削減することを目指しています。

開発の背景と目的

プラント設計の最初の段階では、P&IDから配管のつながりを示す情報(From-Toリスト)を作成したり、たくさんのデータを整理したりするのに、これまで多くの時間と手間がかかっていました。このことが長年の課題となっていました。

株式会社Arentは、以前から提供されていた先行体験版の評価が高かったことを受け、グループの技術力を合わせてこの課題解決に取り組みました。この「PlantStream AIDE」をクラウド型のサービスとして提供することで、設計の初期段階での作業を大幅に減らし、同時に設計の質を高めることを目指しています。

「PlantStream AIDE」の主な特長

「PlantStream AIDE」は、P&IDの図面をアップロードするだけで、AIが配管の接続情報を自動で読み取り、一覧にしてくれるツールです。これにより、これまで手作業で行っていた作業を自動化し、3Dモデル設計へと進むまでの時間を大きく短縮できます。

主な特長は以下の通りです。

  • P&ID自動解析: 配管の線、ノズル、機器などをAIが自動で見つけ出し、リストにしてくれます。

  • ワンクリック検証・修正: 分かりやすい画面で、内容の確認や修正が簡単にできます。

  • PlantStream連携: 抽出したリストは、PlantStreamという別のツールに簡単に取り込むことができ、自動で配管ルートを決めたり、3Dモデルを作ったりする作業へスムーズに移行できます。

  • 変更追随機能: P&IDの図面が変わった場合、その変更箇所をAIが自動で見つけて、3Dモデルにもすぐに反映させることができます。

導入による効果

このツールを導入することで、設計業務の効率が大きく上がることが期待されます。

従来のワークフローと新しいワークフローの比較

株式会社Arentの調査によると、以下のような効果が見込まれます。

  • From-Toリスト作成にかかる時間: 約50%の削減が期待されます。

  • 設計業務全体にかかる時間(From-Toリスト作成から3Dモデル化まで): 最大で74%の削減が期待されます。

  • 品質の向上: 人間による間違いが減り、やり直し作業も少なくなることで、設計の質が高まります。

提供概要

  • 正式販売開始日: 2026年3月1日

  • 提供形態: クラウド型SaaS(インターネットを通じて利用するサービス)

  • 標準価格: 3ライセンスで年間150万円(条件によっては個別の対応も可能です)

製品に関するお問い合わせや詳細、デモの申し込みは、以下のリンクから可能です。

株式会社Arentについて

株式会社Arentは「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めている企業です。お客様と一緒に課題を解決する「DX事業」と、自社で開発したサービスを提供する「プロダクト事業」の二つの柱で事業を展開しています。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を誰でも簡単に使えるように作られたRevit向けプラグイン「LightningBIM」シリーズをはじめ、近年はM&A(企業の合併・買収)を通じて多くの製品をグループに加えています。これにより、テクノロジーの力で建設業界が抱える根本的な問題を解決しています。

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