セーフィー、現場の死角をなくす超広角ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Wide」を提供開始

セーフィー株式会社は、超広角ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Wide(セーフィー ポケット ツー ワイド)」を2026年3月2日より提供開始しました。

Safie Pocket2 Wide

このカメラは、持ち運びやすさに加え、カメラ前方360°を広範囲に撮影できる魚眼レンズを搭載しています。これにより、現場全体の状況を把握し、業務の生産性と安全性の向上に貢献します。提供開始に先立ち、鹿島建設株式会社や株式会社ネクスコ東日本エンジニアリングとの協力のもと、実際の現場で実証実験が行われました。

提供の背景

建設業界では、時間外労働の上限規制の本格適用や人手不足が課題となっています。また、厚生労働省が発表した労働災害の状況によると、「墜落・転落」による死亡者数が依然として多く、外国人労働者への対策や作業員の行動による事故防止が国の計画で重点事項として挙げられています。

セーフィーはこれまでもウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket」シリーズを提供し、現場と本部のリモートコミュニケーションを支援してきました。今回の「Safie Pocket2 Wide」は、これまでの機動性に加え、現場に設置・固定することで全景を捉える「俯瞰視点」を実現し、以下の特長を発揮します。

  • カメラ前方360°が撮影できる超広角レンズで「死角」を解消
    現場の全景を俯瞰して撮影でき、さらにカメラ前方の上下・左右180°を自由に動かせるデジタル画角により、過去の映像を振り返る際も詳細まで確認できます。

  • 狭い場所から広大な現場まで常にクリアな映像
    焦点距離が近い対象物も歪みなく映し出すため、狭い場所での撮影でも力を発揮します。

  • 工事不要、置くだけ・取り付けるだけの柔軟な設置
    小型軽量でバッテリー駆動、コードレスのため、三脚や単管、作業車両など現場の構造物に簡単に設置・移設が可能です。これにより、従来の固定カメラでは設置が難しかった場所でも必要な映像を手軽に取得できます。

建築現場での活用イメージ

「Safie Pocket2 Wide」は広範囲の映像を撮影できるため、建築現場で以下のように活用できます。

  • 遠隔での状況確認による移動時間の削減
    現場に行かなくても遠隔から状況を確認できるため、現場に行くべきかの判断がしやすくなり、現場監督の移動時間削減と業務効率化につながります。

  • 不安全行動の確認と抑止力の維持
    広角で現場全体が映るため、安全帯の装着状況などの不安全行動の確認精度が高まり、現場の安全管理と事故の抑止に貢献します。

  • 事故・盗難発生時の原因究明の迅速化
    事故や資材盗難などのトラブル発生時に、広範囲を捉えた映像を証拠として活用でき、客観的な情報に基づく原因究明を迅速に進めることができます。

建築での併用イメージ

鹿島建設株式会社との実証実験

鹿島建設株式会社では、神奈川県内の改修工事現場で「Safie Pocket2 Wide」を用いた実証実験を行いました。目的は、現場に行かずに遠隔から現場全体を俯瞰・把握することと、工事の進捗に合わせて確認ポイントを柔軟に切り替えることでした。

鹿島建設実証実験の様子

鹿島建設株式会社 横浜支店 神奈川県内 改修工事現場 事務所 所長の中山 卓哉氏は、「Safie Pocket2 Wide」の最大の利点は、現場の進捗に合わせて移設でき、1台で現場を俯瞰できる超広角な画角であるとコメントしています。死角のない映像を遠隔からリアルタイムで確認できるため、現場訪問の回数が最適化され、他のカメラと併用することで月間10〜20時間程度の移動時間削減を実感しているとのことです。これにより、効率化だけでなく、安全管理の質も向上していると述べています。

インフラ現場での活用イメージ

高速道路や一般道路などのインフラ現場でも、「Safie Pocket2 Wide」は広範囲の映像を撮影でき、以下のように活用が可能です。

  • 現場管理の効率化と移動時間の削減
    広角映像により現場全体を俯瞰して把握できるため、従来の出来形管理だけでなく、安全管理・品質管理を含む施工管理業務における映像の活用範囲が広がります。これにより、現地確認の臨場感が向上し、移動時間の削減に貢献します。

  • 熟練技術者の知見を遠隔共有
    俯瞰映像を通じて現場で得られる経験豊富な熟練者のノウハウをデータとして蓄積し、若手技術者の育成に役立てるとともに、遠隔でも現場の高度な判断が可能になります。

  • 監督員が自ら画角を操作できる環境構築
    デジタル画角操作やデワープ機能により、事務所にいる監督員が自由に映像を操作し、見たい箇所を能動的に確認できるため、双方の効率化につながります。現場臨場と同等、あるいは俯瞰視点によってそれ以上の情報収集が可能となるでしょう。

  • 複数現場を一画面で同時確認
    超広角レンズによるカメラ映像とダッシュボード機能を活用し、複数の工区や広範囲な現場状況を一画面で同時に確認することで、一人の監督員でも点から面での管理へと進化し、現場管理の生産性が大きく向上します。

「Safie Pocket2 Wide」を現場の構造物に設置することで現場周辺を隅々まで可視化し、さらに遠隔業務に必要な機能を備えたウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus」によって現場業務の詳細を可視化することで、段階確認などの定型的な確認作業を遠隔化できるよう支援します。これにより、現場での待ち時間を最小限に抑え、工事全体の進捗スピードを向上させます。

土木・インフラでの併用イメージ

株式会社ネクスコ東日本エンジニアリングとの実証実験

株式会社ネクスコ東日本エンジニアリングは、上信越自動車道の舗装工事現場で「Safie Pocket2 Wide」の実証実験を行いました。目的は、現場往復にかかる非効率な時間を削減し、より生産性の高い業務を目指すこと、そして舗装工事のような広範囲な現場で、作業員の安全管理や施工品質を事務所から同時に確認できるかを検証することでした。

ネクスコ東日本エンジニアリング実証実験の様子

株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング 長野道路事務所 長野施工管理課 課長の末光 功治氏は、遠隔臨場が単なる移動時間の削減にとどまらず、施工管理の質を高める武器になると感じたそうです。「Safie Pocket2 Wide」の広角な視点と自在な操作性により、監督員が執務室にいながら現場全体を俯瞰できる可能性を見出しました。また、ダッシュボード機能で複数現場を一括確認できる体制が整ったことで、安全管理の精度が向上し、より重要な工程に注力できる環境が構築されつつあるとコメントしています。

「Safie Pocket2 Wide」のサービス概要と製品特長

Safie Pocket2 Wide 製品画像

サービス概要

  • 商品名: Safie Pocket2 Wide(セーフィー ポケット ツー ワイド)

  • 提供形態: 一式レンタル

  • 提供パッケージ: カメラ本体、通話用Bluetoothヘッドセット、取り付け用クリップ、三脚アダプタ、マウント用アダプタ、ACアダプタ×2、充電用クレードル、DCケーブル×2、USB Type-A to Cケーブル、LTE通信、クラウド録画サービス

  • サービスページURL: https://safie.jp/pocket2/

  • 月額利用料金・初期費用: お問い合わせください。
    導入に関する詳細はこちらよりお問い合わせください。
    https://safie.jp/contact/go-pocket/

製品特長

  • 小型&軽量で手のひらにおさまるコンパクト設計

  • バッテリーと通信モジュールを筐体内に納めたオールインワン仕様

  • 大容量バッテリー内蔵で約6時間の連続稼働

  • LTE内蔵でいつでもどこでもクラウド録画

  • IP67の堅牢な筐体で屋外利用も安心

  • フルHDのスナップショット5,000枚撮影可能(GPS情報あり)

  • クラウド録画データを72時間分ダウンロード可能

  • 専用ビューアーで撮影データと位置情報の一元管理が可能

  • モバイルバッテリーから本体への充電が可能

  • PCやスマホから露出補正やLEDライトのON/OFF、画質設定を遠隔から変更可能

  • 水平視野角180°+垂直視野角180°の魚眼レンズでカメラ前面を広範囲で撮影可能

  • デワープ機能により魚眼カメラ映像を歪みが少ない映像に補正

「Safie Pocket2 Wide」製品紹介セミナーのご案内

「Safie Pocket2 Wide」の提供開始に伴い、2026年3月17日(火)に製品紹介セミナーが開催されます。このセミナーでは、超広角レンズがもたらす次世代の現場体験や、実証実験に基づく現場の声が公開される予定です。既存製品との最適な使い分けや、導入効果を最大化する活用ノウハウなど、建設現場のDXを推進する具体的なソリューションが紹介されます。

クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」について

セーフィーの「Safie」は、カメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスです。テクノ・システム・リサーチ社の調査によると、ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場でNo.1のシェアを獲得しています。

「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、映像データがあらゆる産業の現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることを目指し、小売、土木・建築、製造、医療など様々な現場でDXを推進しています。

Powered by safie 現場DX

セーフィーは、データガバナンスに関する指針を遵守し、ステークホルダーとの協調や啓発活動に取り組んでいます。また、社外有識者からの助言を受けながら、プライバシー保護などに関する指針や運用基準の見直しを行っています。

【セーフィー株式会社の会社概要】

  • 所在地: 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー

  • 設立: 2014年10月

  • 代表者: 佐渡島 隆平

  • 事業内容: クラウド録画・映像管理プラットフォーム『Safie(セーフィー)』の運営

  • サービスサイトU R L: https://safie.jp/

  • コーポレートサイトU R L: https://safie.co.jp/

  • 採用ページ: https://safie.co.jp/teams

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