ジャパンホームシールド、地盤AIサービスを刷新 – 杭長予測と近隣データ出力で住宅設計を強力サポート

ジャパンホームシールドが地盤AIサービス「地盤サポートマップPro2」をリニューアル

日本国内の新築着工における2024年度地盤解析実績件数でNo.1の実績を持つジャパンホームシールド株式会社は、250万棟を超える地盤調査・解析データから開発された「地盤AI推論モデル」を搭載するマップ型サービス「地盤サポートマップPro2」をリニューアルしました。

このリニューアルにより、地盤改良工事に必要となる「杭長予測」機能と「近隣地盤データ出力」機能が追加されました。これにより、住宅会社は地盤調査を行う前の段階から、土地の仕入れや概算予算の検討をよりスムーズに進めることができます。また、利用頻度に合わせて選べるサブスクリプションプランも導入され、住宅会社の業務効率化と判断精度の向上に貢献します。

地盤サポートマップPro2のフロー図

開発の背景にある住宅業界の課題

住宅業界では、人手不足や長時間労働が深刻化しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化が急がれています。特に地盤に関する分野では、調査や解析、資料作成の多くが手作業で行われており、ベテラン技術者の経験に頼る部分が多く、専門知識の共有や技術の継承が課題となっています。

また、住宅会社は土地を取得する際に、地盤改良工事にかかる費用を含めた事業全体の収支を早く把握する必要があります。しかし、これまでのサービスでは地盤改良工事費の概算提示にとどまり、具体的な費用条件を十分に反映できないという問題がありました。さらに、周辺の地盤データを参考にする場合でも、適切なデータを選ぶには専門知識が必要で、時間や手間がかかっていました。こうした背景から、地盤調査前に杭の長さや改良工事費を具体的に知り、専門知識がなくても地盤データを活用できる仕組みが求められていました。

「地盤サポートマップPro2」リニューアルの特長

今回の「地盤サポートマップPro2」の大規模リニューアルでは、住宅会社の業務に直接役立つ機能が強化されました。地盤調査前の検討段階から地盤のリスクや工事の負担傾向がわかるようになり、土地仕入れや概算予算検討をより早い段階で、正確に行うことが可能になります。無料から利用できるプランもあります。

特長1:地盤改良工事に必要な杭の長さを事前に予測

地盤調査を行う前の段階で、地盤改良工事に必要となる杭の長さを予測します。これにより、予期せぬ追加費用を抑え、基礎設計や工事の計画を早い段階で検討できるようになります。コストのリスクを把握し、設計の精度を高め、お客様へ根拠に基づいた説明を行うための実用的な機能です。

地盤評価予測レポート - 杭長予測

特長2:近隣の地盤データをAIが自動で抽出・提示

建設を予定している土地と性質が似ている周辺の地盤データを、AIが自動で最大2地点まで選び出して提示します。予測された結果を近隣の実際のデータと合わせて確認できるため、根拠に基づいた説明や提案が可能になります。これにより、地盤調査の実績が少ないエリアでも、広い範囲のデータから似た条件の情報を効率よく手に入れることができます。

※近隣データは、個別の物件や調査地が特定できないエリア情報として表示されます。

地盤評価予測レポート - 近隣データ取得

特長3:利用頻度に応じて選べるサブスクリプションプラン

従来の使った分だけ支払う従量課金制に加え、毎月一定額を支払う月額定額制プランが新しく加わりました。これにより、利用頻度や事業の規模に合わせて柔軟な費用管理が可能となり、経理業務の負担も減らすことができます。

今後の展望

住宅業界で働き方改革が進む中、資料作成やデータ収集の効率化は、会社にとって大切な課題です。ジャパンホームシールドは、250万棟を超える地盤調査・解析データをもとに進化した「地盤AI推論モデル」をマップサービスとして提供することで、地盤に関わる判断業務をより少なく、より早くすることを目指しています。このサービスを通じて、地盤事故をなくし、住宅会社の生産性を高めることに貢献し、安全で長く住み続けられる住宅づくりを支える基盤となることを目指しています。

「地盤サポートマップPro2」の詳細については、以下のリンクをご覧ください。

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