Tokushima Auction Market、フィリピン・ジェネラルサントス国際空港を次世代グローバル・エアカーゴハブとして再開発へ
フィリピン・ジェネラルサントス国際空港が次世代グローバル・エアカーゴハブとして生まれ変わる
Tokushima Auction Market株式会社は、フィリピン民間航空局(CAAP)およびジェネラルサントス市と協力し、フィリピンのジェネラルサントス国際空港を、世界でも有数のグローバル・カーゴ・エアポート・ハブへと再開発することを決定しました。
このプロジェクトは、AI(人工知能)やデジタル技術を積極的に使い、新しい航空貨物拠点を作ることを目標としています。これにより、農林水産業がもっと活発になり、新しい産業が生まれ、国際的な物流がより効率的になることが期待されています。

プロジェクトの背景
世界では、国と国の関係が複雑になったり、モノを運ぶための仕組みが変わりつつあります。このような状況の中で、地理的に有利なフィリピン南部に、高性能な航空貨物拠点を整備することは、東南アジア全体にとって非常に大切な課題となっています。
これまでフィリピンでは、マイナス60℃に対応できる大きな冷凍倉庫(2,000トン級)や、冷蔵倉庫(4,000トン級)といった、高度な温度管理ができる施設が十分にありませんでした。このため、農水産物などの輸出入には大きな制限があり、品質が落ちる心配や、輸送に時間がかかることから、国際市場で活躍することが難しい状況が続いていました。
今回の空港再開発では、超低温冷凍や冷蔵に対応した一貫したコールドチェーン(低温物流網)が空港内に整備される見込みです。これにより、日本をはじめとする世界各国への航空物流が大きく改善されるでしょう。フィリピン産の水産物や農産物は、より高い価値をつけて輸出できるようになるだけでなく、厳しい温度管理が必要な医薬品やバイオ関連製品の国際物流拠点としても、その役割が強化されることが期待されています。
また、このプロジェクトには、発電事業も含まれており、空港や関連施設に安定した電力を供給します。これにより、24時間稼働が必要な航空貨物施設や超低温冷凍倉庫などの信頼性が大きく向上します。
さらに、安定した電力があることを前提に、AIサーバーを中心としたデータセンターを空港エリア内に作る計画です。このAIデータセンターは、貨物の流れを最も良い形にしたり、将来の需要を予測したり、品質を管理したり、セキュリティを強化したりすることに活用され、空港全体の効率や価値を大きく高める役割を担います。
これらの取り組みにより、ジェネラルサントス市だけでなく、スルタン クダラット州やコタバト市など、周辺地域にも大きな経済効果がもたらされることが期待されています。

開発コンセプトと主な機能
ジェネラルサントス国際空港の再開発では、以下のような機能が計画されています。
-
3,200メートルを超える滑走路と、大型貨物機(A380、B747、B777など)に対応できる空港設備
-
ドーム型の貨物積み下ろし施設と航空機の整備サービス
-
航空燃料供給とLNG(液化天然ガス)エネルギーインフラ
-
ILSオートランディングや地上レーダーなどの先進的な航行支援システム
-
マイナス60℃に対応した冷凍倉庫(2,000トン級)と冷蔵倉庫(4,000トン級)
-
ワンストップで政府サービスを受けられる機能
-
AIサーバーとデジタルデータリンク・サテライトネットワーク
-
高度な知識と技術を持つ専門人材の育成と配置
創出される新しい産業分野
このプロジェクトを通じて、以下のような新しい産業分野が生まれることが見込まれます。
-
電力・エネルギー事業(航空燃料、LNGなど)
-
水産業・農業(米、ココナッツなど)
-
国際航空貨物物流ビジネス
-
コールドストレージ・倉庫事業
-
AI・デジタルトランスフォーメーション関連事業
-
国際金融・Eバンキング事業
開発概要
-
開発用地: ジェネラルサントス国際空港内25ヘクタール
-
主な施設: ドーム型航空貨物ハンドリングセンター、冷凍・温度管理倉庫、Independent Power Producer(IPP)発電設備(LNG、300MW)、航空燃料・LNGタンク、オフィス、ワンストップ政府オフィス、教育施設、ATCタワー、医療・防災施設など
-
総投資額: 12億米ドル
-
建設費: 6億5,000万米ドル
-
雇用創出: 約4,550名
-
開発方式: PPP(官民連携)方式

Tokushima Auction Market株式会社は、日本の優れた技術と運営のノウハウを最大限に活用し、このプロジェクトを通してフィリピンおよび東南アジア地域の持続的な成長に貢献していく方針です。
Tokushima Auction Market株式会社に関する情報はこちらから確認できます。


