TechTrainがインソースと協力し、社内データを活用するAI研修の提供を開始

TechTrain(株式会社TechBowl)は、株式会社インソースが主催する公開講座で、「RAGシステム実践研修」と「RAGシステム基礎研修」の提供を2026年2月より開始します。
この研修は、多くの企業が抱える「社内データを安全にAIで活用したい」という課題に対して、TechTrainが持つエンジニア教育のノウハウを活かし、企業のデジタル変革(DX)を自分たちの力で進めることを支援するものです。
研修開催の背景
多くの企業でChatGPTなどのAIツールの導入が進む一方で、「一般的な回答しか得られず、実際の仕事に使えない」「社内のルールやマニュアルをAIに学習させたいが、情報が漏れることやAIが間違った情報を出すことが不安」といった声が聞かれるようになりました。また、AIシステムの開発を外部に頼ると費用が高くなり、会社の中に知識がたまらないという問題も指摘されています。
今回の研修は、このような技術的なハードルや心の不安を減らし、現場の担当者が安心してAIを活用し、効果を試せるようにすることを目指しています。
研修の特徴
この研修では、プログラミングの知識がなくても使えるツール「Dify」を使い、RAG(検索拡張生成)システムを直感的に作って理解できるカリキュラムが用意されています。
-
すぐに役立つ実践的な学び
ただ話を聞くだけでなく、実際にパソコンを操作して「Dify」を使ったRAGチャットボットを作ります。最短10分で試作品を作れる成功体験を通じて、実践的なスキルを身につけられます。 -
AIの仕組みを分かりやすく解説
AIがどのように社内データを検索し、回答を作り出すのか、その裏側の仕組み(ベクトル検索など)を具体的に見ながら学べます。これにより、AIの回答の質を高める方法を理解できます。 -
リスク管理と品質向上
AIがもっともらしい嘘(ハルシネーション)をついてしまうことを防ぐための質問の仕方(プロンプト技術)や、データの鮮度や網羅性を保つための運用方法が伝えられます。
期待される効果
研修を受けた後、すぐに自社でAIの試作品作り(PoC:概念実証)を始められる状態を目指し、組織全体のデジタル変革のスピードアップを促します。
-
自分たちでの開発と費用の最適化
外部に全てを任せるのではなく、自分たちでツールの選び方や試作品の作り方ができるようになります。これにより、デジタル変革への投資が適切かどうかを判断する力が向上します。 -
実務に特化したスキルの習得
「基礎編(半日)」ではAIの仕組みとリスクを理解し、「実践編(1日)」ではその内容を確認した上で、RAGシステムを実際に作るスキルを習得します。これにより、それぞれの目的や役割に合わせたAIの知識が、実際の仕事で使えるレベルまで定着します。 -
部署間の連携をスムーズに
AIシステムの裏側を知ることで、デジタル変革の担当者やエンジニアではない人も、社内のエンジニアや外部の業者と対等に話し合えるようになります。
研修担当者からのメッセージ
研修担当者の杉本 真二氏は、生成AIのような新しい技術との向き合い方に注目が集まっていると述べています。期待と同時にリスクへの意識も高まる中で、この研修では、安全な活用をテーマに、RAGという方法がどのような課題を解決し、高い効果を得るために何が重要かといった、実践的な内容を提供するとのことです。本研修が、各組織の「データの宝の山」を見つけ出すきっかけになることを期待しています。
TechTrainについて

TechTrainは「テクノロジーを支える、全ての人のターミナルに。」を掲げ、2019年5月にサービスを開始しました。現在、全国のエンジニアに利用され、開始から6年で利用者数は12,000名を突破しています。70社150名以上のITエンジニアがメンターとして、実務に基づいた開発方法をアドバイスしています。
TechTrainは、法人向けに以下のサービスを提供しています。
-
TechTrain 企業研修:エンジニアだけでなく、営業やマーケティングなど、様々な職種の人に向けたITスキル研修を提供しています。
-
TechTrain 技術支援:経営者のITに関する悩みを、IT技術に詳しい専門家が「伴走」して解決するDX支援サービスです。
-
TechTrain 採用支援:エンジニアを採用したい企業を強力に支援し、現場のエンジニアが納得する採用を実現します。
-
TechTrain 学校支援:大学、専門学校、高等専門学校向けに、学校教育と並行して利用できる学習・就職支援サービスです。
個人向けには、ITスキルを身につけたい方やIT業界でキャリアを築きたい方向けに、学びとキャリアを支援するプラットフォーム「TechTrain」を提供しています。CxO、VPoX、シニアクラスのエンジニア・PM・デザイナーなど150名以上のメンターが在籍し、プロダクト作りのプロたちの知識から作られた学習コンテンツやキャリア支援サービス、一流の人材とのメンタリングサービスを提供しています。
株式会社TechBowlは2018年10月に設立され、インターネットサービス業を事業内容としています。本社は東京都千代田区にあります。詳細はTechBowlのウェブサイトをご覧ください。
関連情報
本講座の詳細やお申し込みは、株式会社インソースのウェブサイトでご確認ください。


