INSOL-HIGH、2026年 ヒューマノイドロボットの社会実装が加速する。フィジカルAIが創る新たな時代の産業基盤。

INSOL-HIGH株式会社は、2025年の国際ロボット展（iREX）で、自社で開発した「REAaLプラットフォーム」に新たな機能を追加し、デモンストレーションを行いました。この新しい機能によって、AMR（自律走行ロボット）とヒューマノイドロボットが協力して動く様子が初めて公開されました。

「One Platform. All Robots.」でロボットの連携が進化

デモンストレーションでは、移動、運搬、操作といった様々な作業を、異なる種類のロボットが「REAaLプラットフォーム」という一つのシステムを通じて、自律的に連携しながらこなす様子が披露されました。これは、REAaLプラットフォームが目指す「One Platform. All Robots.」（一つのプラットフォームで、すべてのロボットを）という考え方を具体的に示したものです。

今後、REAaLプラットフォームは、様々なメーカーのロボットが持つ関節の作りや動く範囲、デバイスの特性などの違いを吸収し、統一的に扱える独自の技術を開発する予定です。これにより、ロボットが一度覚えたスキルを他の様々なロボットでも使えるようになり、現場の状況に合わせてヒューマノイドロボットと自動化システムが柔軟に役割を分担する「マルチロボット実行基盤」が実現します。

今回のデモンストレーションは、単にロボット同士が連携するだけでなく、産業の現場ですぐに役立つレベルで、ロボットが一体となって動くことができるという大きな意味を持っています。

フィジカルデータ生成センターが社会実装を後押し

この発表は、INSOL-HIGH株式会社が2026年春に動き出す予定の「フィジカルデータ生成センター」の中心となる技術として位置づけられています。このセンターは、ヒューマノイドロボットをさらに賢くするために必要な、現実世界のデータを日本国内で大量に作り出すことを目的とした協力拠点です。すでに多くの大手企業がこのセンターへの参加を進めており、先行して参加できる企業枠は残りわずかとなっています。

製造業、物流業、社会インフラなど、様々な産業分野で次世代のロボット活用方法を、企業が協力して作り出せる環境が整いつつあります。

INSOL-HIGH株式会社は、「One Platform. All Robots.」を旗印に、フィジカルAIの時代における新しい産業の基盤を日本から作り出すことを目指しています。

2026年は「ヒューマノイドロボットの社会実装が加速する年」となるでしょう。INSOL-HIGH株式会社は、これからもロボット技術の標準化や現場での導入を進め、日本発のフィジカルAIが世界で活躍できるような仕組み作りを推進していくとしています。

INSOL-HIGH株式会社についての詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://insol-high.com

INSOL-HIGH株式会社は、2023年11月に設立され、代表取締役は磯部宗克氏です。東京都千代田区に本社を置き、ヒューマノイドロボット専用プラットフォーム「REAaL」の開発・運営、フィジカルデータ生成センターの構築・運営、そしてフィジカルAIの汎用性や接続性を高める独自のアルゴリズム開発を事業としています。