BrainPad AAA、保守・メンテナンス業務の人手不足をAIで解決する「COROKO Field Intelligence」のα版を2026年5月より提供開始

株式会社ブレインパッドの子会社である株式会社BrainPad AAAは、保守・メンテナンス業務における人手不足の課題を解決するため、「COROKO Field Intelligence(コロコ・フィールド・インテリジェンス)」のα版を2026年5月より提供することを発表しました。

COROKO Field Intelligenceのα版提供開始とPoCパートナー募集

このサービスは、現場の人手不足を解消するAIエージェント「COROKO」シリーズの第二弾です。α版の利用を通じてサービスの検証に協力するPoCパートナーの先行申し込みを、本日より受け付けています。

「COROKO Field Intelligence」とは

「COROKO Field Intelligence」は、AIエージェントが作業マニュアルや過去の社内問い合わせ、製品の取扱説明書などのデータをもとに、現場の作業員へリアルタイムでアドバイスを行うシステムです。これにより、経験豊富な技術者がいない現場でも、高いレベルのメンテナンス業務を進められるようサポートします。

開発の背景:保守・メンテナンス需要の増加と深刻な人手不足

日本では、高度経済成長期に建てられた多くの建物が築50年を迎えようとしています。トンネルや下水道といった社会インフラも、今後老朽化が進むと予想されています。人口が減っていく中で、AIなどの技術を使ってインフラを維持管理する方法を、より高度で効率的なものに変える必要が高まっています。

一方で、日本の社会インフラを支える保守・メンテナンス業界では、深刻な労働力不足に直面しています。「ビルメンテナンス情報年鑑2025」によると、ビルメンテナンス業の最大の悩みは「現場従業員が集まりにくい」ことで、89.5%を占めています。

BrainPad AAAは、これまでに第一弾の「COROKO Manual」で、動画マニュアル作成の効率化をAIで支援してきました。次に、現場での「作業」そのものを支援し、一人ひとりの生産性を高めるため、第二弾となる「COROKO Field Intelligence」の開発に至りました。

「現場のバディ」となるAIエージェント

「COROKO Field Intelligence」は、AIエージェントが現場の作業員と協力し、その場で適切な解決策を提示するシステムです。AIは作業員が直面している状況を理解し、過去の解決事例や作業マニュアルなどから最も良い対応策を見つけ出します。

例えば、次のような作業でAIエージェントが状況を判断し、遠隔操作方法や手順を示すことで、ベテラン技術者がいなくても、費用を抑えながら正確なメンテナンスを完了させることが可能になります。

対象となる業務の例

  • ビルや住宅設備の点検・修理業務

  • インフラの保守点検

  • 工場の設備保全業務

具体的な解決方法の例

  • 製品に表示されているエラーコードを撮影すると、解決手順が提示される

  • 設備の故障や部品の摩耗状況から、交換や修理が必要な部品が提案される

  • 紙に書いたチェックリストを撮影すると、内容が自動でデータに転記される

ヘルメットをかぶった作業員が、エラー「E-405」と表示された機械の横でスマートフォンを操作しています。

「COROKO Field Intelligence」の3つのコンセプト

  1. 既存資料を最大限に活用し「情報迷子」をなくす
    マニュアル、よくある質問集、機器の説明書など、現場で使われているあらゆる資料をAIが取り込み、必要な情報をすぐに取り出せるように整えます。「どこに書いてあるかわからない」「古い資料を見ていた」といった問題を根本から解決します。

  2. AIとのやり取りで進む、対話型の現場アシスト
    作業員がその場で状況を入力したり質問したりするだけで、AIが状況を理解しながら適切な対処法や手順を示します。質問と答えを繰り返すだけでなく、対話形式で問題を絞り込めるため、経験の少ないスタッフでもベテランに近い判断を現場で行うことができます。

  3. 手書きメモや現場写真から報告書を自動作成
    点検結果や作業内容を、手書きのメモや現場の写真で記録するだけで、AIが内容を読み取り、報告書や点検レポートへの記入・転記を自動で行います。これにより、報告業務の負担を減らしながら、現場のデータを組織全体の知識として継続的に蓄積できます。

PoCパートナーの募集概要

BrainPad AAAは、「COROKO Field Intelligence」を実際に使い、一緒にサービスを改善していくPoCパートナーを、本日より募集しています。PoCパートナーによる試用を通じて、システムの有用性や効果を検証し、必要な機能や価値を明確にすることで、正式版の実用化に向けた改善を進める計画です。

| 項目 | 内容 COROKOに関するお問い合わせ:https://go.brainpad.co.jp/l/391552/2025-09-25/j5p2gw

「NexTech Week 2026【春】AI・人工知能EXPO」にてデモを初公開

BrainPad AAAは、2026年4月15日(水)から17日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「NexTech Week 2026【春】AI・人工知能EXPO」に出展します。

展示会では、「COROKO Field Intelligence」が現場作業をどのようにアシストするのか、動画を使ったデモンストレーションが初めて公開されます。最新の現場とAI技術の組み合わせを、ぜひ会場で体験してみてください。

展示会概要

  • 名称: NexTech Week 2026【春】AI・人工知能EXPO

  • URL: https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp/visit/ai.html

  • 会期: 2026年4月15日(水)~17日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)

  • 会場: 東京ビッグサイト(西展示棟)

  • 出展ブース番号: 5-31

  • 展示内容: 「COROKO Field Intelligence」や「COROKO Manual」のデモンストレーション、個別相談会

BrainPad AAA 代表取締役社長 CEO 辻 陽行氏のコメント

株式会社BrainPad AAA 代表取締役社長 CEO 辻 陽行氏

株式会社BrainPad AAAの代表取締役社長 CEOである辻 陽行氏は、これまでの経験から、現場はマニュアルだけでなく、ベテランの経験や過去の対応から積み重ねられた判断で支えられていると述べています。

人口が減り続ける中で、そうした知識を持つ人材を維持することが難しくなる現実に対し、「COROKO Field Intelligence」の提供を決めたと説明しています。このサービスを通じて、蓄積された業務の知識をAIエージェントが受け持ち、経験の少ないスタッフでもベテランに近い判断を現場でできるようにすることを目指しています。

今後の展望

BrainPad AAAは、PoCパートナーとの共同検証を進め、2026年中に「COROKO Field Intelligence」の正式版をリリースする予定です。また、AIエージェントによる自律的な支援機能をさらに強化し、AIエージェントと協力することで、一人ひとりがより幅広い業務を安心して担当できる環境の実現を目指していくとしています。

参考情報

関連サイト

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社ブレインパッド
e-mail:info@brainpad.co.jp

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