AVILENと神戸市、AI活用で自治体と中小企業の生産性向上を目指す連携協定を締結

株式会社AVILENは、2025年12月26日に兵庫県神戸市と「AIの活用による自治体及び中小企業の生産性向上に関する連携協定」を結びました。この協定は、AI技術を使って神戸市の仕事をもっと効率的にし、また市内の多くの中小企業の業務を楽にすることを目指しています。
連携の背景
神戸市は、これから人口が減っていく社会を見据えて、市が長く発展し続けるための行政の仕組みと地域経済を強くすることに取り組んでいます。その大切な取り組みの一つが、デジタル技術を使った行政の改革と、市民へのサービスをより良くすることです。特に、2025年度の予算編成では「DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用促進」を重要な方針としています。これらの活動は「神戸スマートシティ」という計画のもと、データや新しい技術を使って、行政の課題を解決し、市民の生活の質を高めることを目的としています。
神戸市は、AIやデータの活用をはじめとするデジタル化を市全体で進め、持続的に発展する都市モデルを作り上げることを目指しています。
連携の目的と具体的な内容
今回の協定は、AVILENが提供する生成AIの活用サポートをはじめとするAIの技術や、データに基づいたデジタルな組織を作るための知識を提供することで、神戸市とその市内の中小企業の生産性を高めることを目的としています。
具体的な連携内容は以下の通りです。
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AIを活用した神戸市の業務を効率化すること
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AIを活用して市内中小企業の労力や人員を減らすこと
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その他、この協定の目的を達成するために必要なこと
まずは、神戸市が補助金に関する業務をより高度にするために、AIをどのように活用できるかを検討していく予定です。
今後の展望
生成AIをはじめとするAIの活用は、民間企業だけでなく、政府や地方自治体などの公共の場でも活発になっています。今後、その動きはさらに加速すると考えられます。
AVILENはこれまでにも、京都市とのAI活用やDX推進に関する連携協定、山口県のAIトランスフォーメーション人材育成事業の支援、宮城県のデジタル中核人材育成業務の支援など、自治体のAI活用を積極的にサポートしてきました。
AVILENはこれからも、これまでに培ってきたDX推進やAI活用に関する実践的な知識を活かし、全国の自治体への支援を広げ、デジタル社会の実現に貢献していくことでしょう。
株式会社AVILENについて
株式会社AVILENは「データとアルゴリズムで、人類を豊かにする」という目的を掲げています。上場企業を中心に約950社(2025年6月末時点)に対して、AIを搭載したソフトウェアの開発や、デジタル組織の構築支援を主な柱としたAIソリューションを提供しています。企業のAIトランスフォーメーション戦略の計画から、AIの構築・導入、そしてAI活用を自社で行える組織作りや人材育成まで、一貫してサポートしています。
お問い合わせや見積もりについては、以下のAVILENのウェブサイトをご覧ください。


