AI時代の変化に対応する「Incerto株式会社」が設立 – 不確実性に備える社会実装を支援
Incerto株式会社は、AIによって社会の仕組みが大きく変わる「不確実性が確定した未来」に対し、企業や組織がその変化にどう対応していくか、そのための社会実装を支援する会社として設立されました。

同社は、顧客の現場に深く関わり、計画から実行、そして運用までを一つの流れで担当する「Forward Deployed Engineer(前線展開型エンジニア/FDE)」という特別なエンジニア体制を築いています。これにより、単にAIを導入するだけでなく、常に変化に対応できる強い構造を社会に根付かせることを目指しています。
AIがもたらす社会の変化と企業の課題
生成AIやAIエージェントの目覚ましい発展により、プログラミングをはじめとする多くの知識を使った仕事の価値が見直されています。この変化は一時的な流行ではなく、法律、責任の持ち方、組織が物事を決める手順そのものを変えてしまう大きな構造変化です。
現在、多くの企業や組織は次のような問題に直面しています。
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責任とルールのあいまいさ: AIの導入が進む一方で、誰が責任を持つのか、どのようなルールで使うのかといった決め事が追いついていません。
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現場とのずれ: 高度なAIツールを導入しても、実際の現場での意思決定と結びつかず、思ったような効果が出ないことがあります。
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予測できない変化: これまでの「計画を立てて予測する」という開発方法では、AIの進化の速さについていけません。
Incertoは、このような状況を「AIの性能」の問題としてではなく、社会や組織が不確実な未来にどう「備えるか」という設計の問題だと捉え、その解決に取り組んでいます。
Incertoの独自のアプローチ
Incertoは、世界の先進的な企業の成功と課題を分析し、日本社会に合った独自の解決策を提案しています。
同社は、国家の安全保障など、予測が難しい状況で「不確実性を前提とした意思決定の土台」を築いてきたPalantir(パランティア)の考え方を、今のビジネスや社会の文脈に合わせて作り直しています。また、企業の変革を支えてきたAccenture(アクセンチュア)のような高い実行力を持ちながらも、未来を予測で固定するのではなく、不確実性に対応し続ける「備え」を組織の仕組みに組み込むことを目指しています。
法・意識・現場の三つの層で「備え」を実装
Incertoは、以下の三つの層を同時に扱うことで、組織に本当の変化への対応力をもたらします。
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法・責任の設計(Law): AI時代の契約の形、組織の管理体制、責任の構造を新しく設計します。
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意識・意思決定の設計(Awareness): AIと人間の役割分担、判断の基準をはっきりさせ、現場の人々が納得して使えるようにします。
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現場実装(Field): FDE(前線展開型エンジニア)が、具体的かつ素早くシステムや運用の仕組みを作り上げます。
FDE(前線展開型エンジニア)の役割
Incertoの中心となるFDE(前線展開型エンジニア)は、「開発者」「コンサルタント」「プロジェクトリーダー」の三つの役割を兼ね備えています。彼らは顧客のオフィスやデータセンターなど、一番の現場に入り込み、次のような活動を行います。
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現場での課題を見つける: 要件を決める書類を作る前に、実際の仕事の状況から本当の問題点を見つけ出します。
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すぐに作り、改善する: その場で試作品を作り、実際の使い方から得られるデータをもとに何度も改善を繰り返します。
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「責任あるコード」を追求する: AIが作ったプログラムに対して、人間が高いレベルで確認し、責任を持つ仕組みを作ります。
多様な専門性を持つチーム
Incertoは、数学、法学、地学といった異なる学問の知識を持つメンバーによって設立されました。それぞれの専門知識は、バラバラの知識としてではなく、世界を理解するための「見方」として一つに統合されています。
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数学的視点: 複雑な物事をシンプルに考え、その仕組みを理解する力。
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法学的視点: 責任、ルール、合意の形成といった社会の制度に対する深い理解。
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地学的視点: 変化や不確実性を前提に、長い期間で物事を考える力。
この「分かれていない専門性」を持つチームこそが、法律の面から現場での実行までを一貫して担うIncertoの強みです。
経営者の皆様へ
ナシーム・ニコラス・タレブ氏が提唱した「反脆弱性(変化によってむしろ強くなる力)」や「身銭を切る(自分でリスクを負う)」という考え方は、変化の激しいAI時代の経営において、これまで以上に重要になっています。しかし、その考え方を具体的に「自社のシステム」や「仕事の流れ」にどう落とし込むべきか、答えを持っている組織は多くありません。
Incertoは、予測できない事態を「危険」として避けるのではなく、それを前提とした「備え」をエンジニアリングによって作り上げる集団です。
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「予測」に頼らない柔軟なシステムを作りたい
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AI時代の責任の構造やガバナンスを、実際の仕事のレベルで設計したい
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タレブ氏の考え方に共感し、不確実性を「チャンス」に変えたい
もしそう考える経営者の方がいらっしゃれば、Incertoは「協力関係」という形を超え、現場での実行を通じて共に未来を考えたいと願っています。不確実な世界を正しく恐れ、正しく備えるためのエンジニアリングを、Incertoと共に進めることができるでしょう。
インターン採用について
「コードを書くだけの時代は終わった。その先の『実装力』を掴め」
AIがプログラムを自動で作り、プログラミングという技術そのものが当たり前になっていく中で、Incertoは「それでは、人間にしかできない『実装』とは何か?」という問いにたどり着きました。
Incertoのインターンシップは、単にパソコンに向かって開発する仕事ではありません。数学、法学、地学といった多様な視点を持つチームと共に、顧客の現場に直接出向く「FDE(前線展開型エンジニア)」の基礎を学ぶ場です。
求められるのは、技術へのこだわりよりも、複雑な現実を解き明かそうとする知的な好奇心です。得られるのは、流行の技術の知識ではなく、AIを使いこなしながら現場の問題を解決しきる「本質的な実装力」です。
「AIに仕事を奪われる」と悲観するのではなく、AIという強力な知性を使いこなし、不確実な社会に自分の手で「備え」を実装してみたい。そんな強い意欲を持つ学生の挑戦を、Incertoは心から待っています。
代表コメント
Incerto代表社員の内藤剛汰氏は、次のようにコメントしています。
「AIによって世界が変わること自体は、もはや不確実ではありません。不確実なのは、その変化に対して、私たちが『備え』を持てているかどうかです。私は1年前のエッセイ(『僕たちはどう生きるか』)で、プログラミングが当たり前になっていく未来への危機感を綴りました。Incertoは、その問いに対する私なりの回答です。私たちは未来を正確に当てる会社ではありません。AI時代の不確実性に対して、法・意識・現場の設計という形で、確かな『備え』を実装していく会社です。」
事業内容
Incertoは、以下の5つの領域でサービスを提供しています。
1) AIプロダクト開発(AI-Development)
AI駆動開発により、仕様書を待たずに現場の「困りごと」から業務の流れを分析し、40以上のAIエージェントを使い、最小限の機能で素早く試作と検証を繰り返します。企画から運用改善、そして自社での開発までをサポートし、試作で終わらず、事業の目標達成と投資に見合う成果につなげます。
2) AI×経営・組織支援(AI-Management / AI-Strategy)
外部CTOとして、経営と技術を統合し、事業の成長を支援します。最新のAI技術の導入から実行までを素早く行い、エンジニア不足の問題を解決します。固定費を抑えた柔軟な費用設定により、採用のリスクを最小限にします。経営者と協力して価値を生み出し、企業の競争力を高める新しい支援です。
3) AI×カスタマーサクセス(AI-Customer Success)
L-copilot
LINE公式アカウントでの顧客対応をAIが支援する管理画面です。企業独自の資料などをAIが学び、状況に合わせた複数の回答案をすぐに作成します。人間がAIの提案を選んだり修正したりする「副操縦士」の役割を重視しており、経験の浅い人でもベテランと同じように質の高い対応と効率化を両立できます。

PDFStudio
資料がどれくらい見られているかをグラフなどで分かりやすく示す分析ツールです。ページごとの滞在時間や離脱した場所、クリック率(CTR)を把握できます。共有リンクを使えば、「誰が熱心に読んでいるか」を特定できるため、リアルタイムの反応をもとに最適なタイミングで連絡を取ることができ、契約につながる確率を高め、商品の売上を最大化します。
4) AI×コンテンツ制作・運用(AI-Content)
字幕.AI
音声と字幕をAIで比較し、誤字やずれを自動で見つける校正ツールです。95%の正確さで30分の動画を5分で分析し、作業時間を約70%減らします。25以上の言語に対応しており、字幕を新しく作るのではなく「最終確認」に特化することで、プロの制作現場での手間を大きく削減します。
5) 一気通貫支援(Consulting / Dev / Design)
コンサルティング、開発、デザインまでを一貫して提供し、上記1〜4のサービスを横断的にサポートします(課題の整理から設計、開発、デザイン、運用改善まで)。
会社概要
| 項目 | 内容 |
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| 会社名 | Incerto株式会社(インセルト)(登記手続き中) |
| 代表社員 | 内藤剛汰 |
| 所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山1-3-3 三橋ビル 3階 |
| 事業内容 | AI時代の不確実性に備える社会・組織・プロダクトの実装支援、FDEによる現場展開型開発 |
| 設立 | 2026年1月14日 |
| Webサイト | https://www.fybe.jp |
| contact@fybe.jp |


