25トン自動運転トーイングトラクター、羽田空港での実績をもとに全国の工場・港湾向け販売パートナーを募集開始
ROBO-HI株式会社と丸紅株式会社の合弁会社であるAiRO株式会社は、東京国際空港（羽田空港）で自動運転トーイングトラクター「RoboCar® Tractor 25T」による貨物搬送を実用化しました。
この実績を踏まえ、AiROは工場や港湾などでの超重量物搬送を自動化するため、「RoboCar® Tractor 25T」と、複数のロボットをまとめて管理できる「ROBO-HI® OS」の販売パートナーを全国で募集しています。
パートナー募集の背景
近年、物流や工場では人手不足が深刻です。数百キロから1.5トン程度の軽い・中くらいの荷物を運ぶロボット（AGVなど）は広まってきましたが、5トンから最大30トンもの重い荷物（鉄鋼、建材、金型、港湾コンテナなど）を自動で運ぶ仕組みは、まだほとんどありません。
AiROは、羽田空港で7年間にわたり貨物コンテナの自動搬送を実証してきた技術を活かし、この「超重量物搬送」に特化した「RoboCar® Tractor 25T」を開発しました。この新しい技術を全国に広め、市場を一緒に作り上げていくパートナー企業を求めています。
超重量物搬送 自動EVけん引車「RoboCar® Tractor 25T」について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.robo-hi.jp/robocar/robocar-tractor
マルチベンダー・ロボプラットフォーム「ROBO-HI® OS」について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.robo-hi.jp/robo-hi
「RoboCar® Tractor 25T」の優れた点
- 最大25トンの超重量物を運べる
これまでのロボットでは難しかった、大型金型や鉄鋼資材、港湾コンテナなどの非常に重い荷物を運ぶことができます。 - 安心できる自動運転レベル4
空港という厳しい環境で7年間、人が乗らないで動く実験を重ねてきました。国の安全基準も満たしており、非常に信頼性が高いです。 - いろいろなロボットに対応できるシステム
複数の会社のロボットをまとめて動かせる「ROBO-HI® OS」を搭載しています。そのため、すでに現場にある機械や他のロボットとも連携しやすく、遠くからでも効率的に管理できます。
導入が考えられる会社とパートナーのチャンス
「RoboCar® Tractor 25T」は、次のような事業者での活用が期待されます。
-
鉄鋼資材の倉庫管理や物流に関わる会社
-
建材の倉庫管理や物流に関わる会社
-
金型の倉庫管理や物流に関わる会社
-
重機や建設機械の保管・搬送に関わる会社
-
港湾、鉄道、工場でのコンテナ輸送や荷物の積み下ろしに関わる会社
お問い合わせ先
パートナー募集に関するご質問やご相談は、下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
ROBO-HI株式会社 広報・営業支援部
お問い合わせフォーム：https://www.robo-hi.jp/contact/other_contact
ROBO-HI株式会社について
「ロボットを社会のインフラにする」という目標のもと、ROBO-HI株式会社は、これまでに培ってきたロボット技術や遠隔で監視・操作する技術を使い、世界中のロボットが最大限に力を発揮できる「ROBO-HI® OS」を、スマートシティ、スマートエアポート、スマートホスピタルといった分野に広めています。生活を豊かにする「RakuRo®」「DeliRo®」「PATORO®」、空港や広い施設で活躍する「RoboCar®」といったモビリティと「ROBO-HI® OS」が連携することで、人手不足の解消や作業の効率化に貢献していきます。
ROBO-HI株式会社のウェブサイトはこちらです。
https://www.robo-hi.jp/
