テックファームとアミューズが共同で新たな映像体験サービスの実証実験を開始、ドローンとAIでアクティビティ動画を自動生成
はじめに:ドローンとAIで新たな映像体験を創出
ICTソリューション事業を手がけるテックファーム株式会社は、株式会社アミューズと共同で、DJI製の最新ドローンポート「Dock3」を活用した自動追従ドローン撮影サービスの実証実験(PoC)を開始しました。この実証実験は、アミューズが運営するウォーターアクティビティブランド「HOBIE BASE(ホビーベース)」の西湖拠点で行われています。
この取り組みでは、体験者の動きをドローンが自動で追跡して撮影し、テックファームが開発したAI編集技術によって、撮影した映像を約90秒のショートムービーとして自動的に作成します。これにより、体験者は思い出を「形」として残す新しい映像体験サービスを受けられるようになります。
アクティビティ中の“映える”動画を即座に生成
アミューズは2021年7月に本社を山梨県・西湖に移転し、富士山麓の豊かな自然を舞台に「新しいミズアソビ文化」を提案する足漕ぎカヤック「HOBIE(ホビー)」事業を展開しています。
今回の実証実験では、この西湖を舞台に、DJI製ドローンポート「Dock3」とAI編集技術を組み合わせ、次世代の体験型コンテンツ作りを目指しています。利用者の体験をリアルタイムで追いかけるドローン撮影によって、迫力ある映像が自動で生成されます。単なる記録映像ではなく、その時の感情や臨場感を残す「体験価値の可視化」を目指しているとのことです。自然、アクティビティ、テクノロジーを融合させることで、地域の観光資源に新たな魅力を加え、地域の活性化にもつなげる取り組みとしています。
HOBIE JAPAN公式サイトはこちらです。
https://hobiejapan.com/

テックファームは開発パートナーとして、ドローンの自律運航システムやAI編集技術を提供しています。アミューズの「自然と人をつなぐ新しいエンタメ体験」という構想を、技術面から支えている状況です。両社は今回の実証実験で得られた知識をもとに、「HOBIE BASE」ブランドでの商用サービス化や、他の地域への展開も視野に入れ、共同開発を続けていきます。
DJI最新ドローン「Dock3」による自律運航システム
今回の撮影には、DJI社が2025年に販売を開始した最新ドローンポート「Dock3」と、産業用ドローン「MATRICE 4D/4TD」が使われています。現場での手動操縦だけでなく、パソコンの管理画面から遠く離れた場所からでもドローンの離着陸や飛行をコントロールできます。
これにより、人がアクセスしにくい場所や広い範囲でも、現地に常に人がいなくてもドローンを運用できるようになります。定期的な巡回やイベント撮影など、ドローンを柔軟に活用できるのが特徴です。さらに、遠隔での運用を前提としたソフトウェア開発やシステム拡張がしやすくなるため、ドローンが使われる場面がさらに広がることが期待されます。
*飛行する場所の環境によっては「二等無人航空機操縦士」の資格が必要になります。
DJI Dock3の詳細はこちらです。
https://enterprise.dji.com/dock-3

AIによる自動編集で、誰でも“映える”動画に
テックファームは今回の実証実験で、AIによる自動編集・構成ロジックを開発しました。撮影されたデータから、笑顔や手を振るなどの特徴的なシーンをAIが自動で探し出し、約90秒のハイライトムービーとして編集します。今後は、西湖での実証実験の結果をもとに、他のアクティビティ施設や観光地での展開も考えながら、AI映像編集を活用した体験価値の創出を進めていく予定です。
“産業ドローン×AI”が拓く社会の未来
テックファームは、今回の実証実験を通して、「産業ドローンの自律運航」と「AIによるデータ分析・自動編集」を組み合わせた社会で役立つモデル作りを目指しています。これにより、現地での作業や人の手による作業に頼らない「遠隔・自律型の運用サイクル」を実現し、観光・エンタメ分野だけでなく、防災、インフラの点検、環境の監視など、幅広い分野での活用を見据えています。
テックファームは、AI分析と自律運航技術を組み合わせることで、ドローンを「空撮のための道具」から「情報を集め、新しい価値を生み出すための基盤」へと進化させ、社会の課題解決や地域の新しい価値創造を目指しています。
テックファームについて
テックファームは「ICTに詳しいプロフェッショナル集団」として、デジタル技術を使った事業の変革や課題解決のためのソリューションを、一つの窓口で提供しています。1998年の創業以来、世界初や日本初のサービス開発に携わり、世界初のモバイルインターネットサービスであるNTTドコモ「iモード」の立ち上げ時のシステム開発に参加するなど、モバイルの初期から様々な産業でICTを活用する経験やノウハウを積み重ねてきました。
AIやIoTを使ったデータ収集や分析、ドローンやスマートデバイス、3D技術のメタバース分野への活用といった最先端テクノロジーと、様々な業界で培ってきたICTソリューションに関する知識やノウハウを組み合わせることで、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)などの革新を支援しています。
企業概要
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会社名:テックファーム株式会社
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所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー23F
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代表者:代表取締役社長 千原 信悟
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設立:2015年
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資本金:100百万円(2025年6月末現在)


