AIサービス「AKCELI」に新機能『用途探索v2』が登場、技術の新しい使い方を見つける手助けに
ナインシグマ・ホールディングスは、企業が持つ技術やアイデアを社会で活かすためのAIサービス「AKCELI（アクセリ）」に、新しい機能『用途探索v2』のベータ版を2025年12月16日より提供開始しました。
新機能『用途探索v2』とは
製造業や研究開発の現場では、新しい技術があっても、それがどんな場所で役立つのか、どんな市場があるのかを見つけるのにとても時間と手間がかかります。AKCELIのこれまでの「用途探索」機能は、こうした初期の調査をぐっと楽にするものでした。
しかし、これまでの機能では「たくさんのアイデアは出るけれど、全体像が分かりにくい」「アイデアが細かすぎて、結局何から手をつければいいのか迷う」という声がありました。
そこで登場したのが『用途探索v2』です。この新機能は、たくさんのアイデアをただ出すだけでなく、それらをグループ分けしたり、大切な情報で比べたりしながら、より良いアイデアを効率的に見つけ出すことを目指しています。これにより、技術の新しい使い方や市場を、まるで地図を広げて全体を見ながら、大切な場所を絞り込んでいくように探せるようになります。
新機能の詳しい内容
『用途探索v2』には、主に次の4つの機能があります。
- 用途の分類出力
アイデアを「事業領域」のような大きなグループに分けて、全体像を分かりやすく示します。利用する場面や顧客の種類など、色々な分け方で分類できます。 - 比較指標で有望な領域を可視化
AIが「市場の大きさ」「成長の速さ」「市場にどれだけ広がっているか」「まだ競合が少ないか」「技術との相性」といった情報を計算し、教えてくれます。これにより、どのアイデアが将来性があるかを客観的に判断しやすくなります。 - マッピング機能による有望領域の可視化（今後実装予定）
比較指標を使ってアイデアをグラフのように配置し、有望な領域をひと目で分かるようにします。 - 追加生成による新たな視点の発掘
一度出たアイデアや領域をもとに、さらに新しいアイデアを生み出すことができます。これを繰り返すことで、見落としていたかもしれない大切な視点を発見できます。
これらの機能によって、技術の探索初期段階での見落としを防ぎ、アイデアの全体像を把握しやすくなります。また、研究開発や新しい事業を考えるチームは、調査にかかる時間を減らし、本当に大切な戦略を考えることに集中できるようになります。さらに、新しい視点が見つかることで、技術が最も価値を発揮できる分野へ進むことができるでしょう。
オンラインセミナー開催のお知らせ
新機能の詳細や活用事例について学ぶことができるオンラインセミナーが開催されます。
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タイトル：「事業加速AI「AKCELI」の用途探索機能・外部環境調査機能徹底解説セミナー」
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開催日時：2026年1月16日（金） 13:30～14:15
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参加方法：Zoom（参加申し込みをした方に開催前日にURLが送られます）
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参加申し込みはこちら：https://share.hsforms.com/11FmnlsR4T5mi6Oiuwi7wVQ3gln0
AKCELI（アクセリ）について
AKCELIは、企業が持つ技術の新しい使い方を探したり、他の会社の技術と組み合わせたりすることをAIの力で助けるサービスです。技術やテーマを入力するだけで、これまで数週間かかっていた情報収集やアイデア探しが、数分から数十分でできるようになります。製造業や素材、電機業界を中心に、すでに多くの企業で使われています。
AKCELIサービスの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://ninesigma.co.jp/akceli/
ナインシグマ・ホールディングス株式会社について
ナインシグマは、「We make innovation happen（イノベーションを実現する）」という目標のもと、企業の研究開発部門などと一緒に、それぞれの技術が持つ可能性を引き出し、新しい事業や研究テーマを見つけ、それを進めるための活動をサポートしています。2006年に日本法人を設立し、2022年にはナインシグマ・ホールディングス株式会社と経営統合しました。これまでに世界105か国で10,000件以上、日本国内で1,600件以上のオープンイノベーション支援の実績があります。
企業ホームページ：https://www.ninesigma.com/jp/
この発表に関する詳細情報は、以下の関連リンクでも確認できます。
https://www.ninesigma.com/jp/news/2025-1216/
