下請法改正で変わる「取適法」に備える！eラーニング講座が2026年1月に登場

法改正の背景と企業の課題

2026年1月1日から、これまでの「下請代金支払遅延等防止法（下請法）」が「中小受託取引適正化法（取適法）」に変わり、新しい法律として施行されます。この改正により、対象となる取引の種類が増え、従業員の数も新しい基準に加わります。そのため、取適法を守る必要がある企業が大きく増え、多くの会社に影響が出ると考えられます。

このような状況で、企業は社内のルールやマニュアルの見直しを急いでいますが、現場の従業員への説明や教育が十分に進んでいないという課題も出ています。

これらの課題を解決するため、パナソニック ソリューションテクノロジーは、以前から提供されていた「ビジュアルで学ぶ下請法」を全面的に作り直し、「ビジュアルで学ぶ取適法」として新しく提供されます。この講座では、取適法で禁止されていることや、発注する際に守るべきこと、そして注意すべき点をわかりやすく解説し、企業のルールを守る力を高めるサポートをします。

「ビジュアルで学ぶ取適法」の特長

特長1：現場で役立つ内容

法改正のポイントをわかりやすくまとめ、会社の法務担当者が従業員に学んでほしい内容で作られています。

特長2：実践的なクイズ形式の事例

実際に仕事で起こりそうな出来事をクイズ形式の「ケーススタディ」として出題し、どう行動すべきか考えやすくなっています。

特長3：イラストでわかりやすい

イラストや図をたくさん使い、法律やルールがより具体的にイメージできるように工夫されています。

「ビジュアルで学ぶ取適法」のラインアップ

「ビジュアルで学ぶ取適法」には、学ぶ人の役割に合わせて2つの講座があります。

• ビジュアルで学ぶ取適法（基礎編）：中小受託事業者に対する発注・委託に関わる全ての方を対象

• ビジュアルで学ぶ取適法（実務編）：中小受託事業者に対する発注・委託の実務担当者を対象

提供方法

「ビジュアルで学ぶ取適法」は、会社向けのeラーニング講座サービス「ek-Bridge Learning」で提供されます。「ek-Bridge Learning」は、eラーニングのシステムと講座がセットになっているため、システムや教材を準備していなくても、すぐに学習を始められます。

また、コンプライアンスに関する教育が好きなだけ受けられるサービス「コンプライアンスパック」でも利用できます。

関連リンク

• ek-Bridge Learning（イーケーブリッジラーニング）製品サイト: <https://www.panasonic.com/jp/business/its/hrd/ekBridge-Learning.html>

• コンプライアンスパック: <https://www.panasonic.com/jp/business/its/hrd/compliance/compliance-pack.html>

• 製品サイト: <https://www.panasonic.com/jp/business/its/hrd/compliance/shitauke-v.html>

• リリース・コンテンツの詳細に関するお問い合わせ: <https://it-sol.jpn.panasonic.com/public/application/add/15564>

今後の展望

パナソニック ソリューションテクノロジーの「コンプライアンスeラーニング講座」シリーズは、社内教育において、学ぶ人にも管理する人にも「使いやすさ」と「わかりやすさ」を大切にし、コンプライアンス担当者がさらに役立つことを目指して、講座の内容を改善したり、新しい講座を提供したりしています。

これからも、新しい法律の施行や法改正など、社会の課題やニーズに合わせて、より良い製品を提供していく予定です。同社は「現場の知恵とデジタルで人を解放する」をモットーに、お客様を日々の作業から解放し、人々の可能性を引き出す製品の開発に取り組んでいきます。