中央情報大学校、学習プラットフォーム「Monoxer」活用で国家試験合格率90%を達成

国家試験「基本情報技術者試験」の合格率が90%に

中央カレッジグループが運営する中央情報大学校(群馬県高崎市)は、記憶のプラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を授業後の復習と自学自習に活用することで、国家試験「基本情報技術者試験」の「科目A試験」免除試験の合格率が90%に到達しました。この取り組みは、導入からわずか2年で顕著な成果を見せています。

また、Monoxerの導入は、学生の学習状況を細かく把握できるようになったことで、教員が個別のフォローアップを適切に行えるようになり、テスト作成や採点、補習対応といった教員側の業務負担を大きく減らすことにもつながりました。

教室でプログラミングの授業が行われている様子

導入の背景と工夫

中央情報大学校は、ITエンジニアを育成する専門学校として、国家試験「基本情報技術者試験」の合格を重要視しています。特に1年次では、「科目A試験」の免除試験合格を目指すカリキュラムを組んでいました。

しかし、これまでは単語や用語といった「記憶力」に頼る部分の学生ごとの理解度を正確に把握することが難しく、教員は課題を感じていました。紙やPDF、Googleフォームなどを使った従来のミニテストでは、学生がどの分野でつまずいているのかが見えにくく、個別指導には多くの時間と労力がかかっていました。

そこで、学生が自宅で手軽に「記憶学習」に取り組め、教員がその進捗を把握できるツールとしてMonoxerが導入されました。

導入にあたっては、Monoxerを授業後の復習に特化して使う工夫がされました。授業で演習問題を解いた後、その内容に合わせた問題をMonoxerで配信し、学生が自主的に復習できる環境を整えました。この方法により、学生が「計算力・思考力」で問題を解けたのか、「記憶力」で解けたのかが分かりやすくなり、より適切な指導が可能になりました。また、Monoxerの「リアクション機能」を使って、教員が学生を励ますことで、学習意欲の向上にもつながっています。

Monoxerのリアクション機能については、以下のリンクで詳細を確認できます。
https://blog.monoxer.com/reaction-1/

導入後の成果

Monoxerの導入後2年目には、合格率が飛躍的に向上しました。これまでの合格率は70%から85%程度でしたが、90%を超える水準に達しました。さらに2024年度には、群馬県内での「基本情報技術者試験」合格者のうち、86%が中央情報大学校の学生が占めるという結果が出ており、Monoxerの効果が数字としても明らかになりました。

Monoxerによって学生の学習状況が「見える化」されたことで、学生は自分の苦手な部分を把握し、効率的に復習できるようになりました。教員もそのデータをもとに、一人ひとりに合わせたタイミングでサポートできるようになりました。これにより、記憶学習に積極的に取り組む学生が増えています。

タブレットとスマートフォンにMonoxerの学習管理システム画面が表示されている様子

中央情報大学校の内山直人教諭は、「Monoxerを何百回と繰り返して活用し、見事に合格した学生も出ています。学生たちは着々と成果を出しています」とコメントしており、Monoxerが学生の努力を後押しし、成果に結びついていることを強調しています。

中央情報大学校でのMonoxer活用方法や導入成果の詳細は、モノグサ株式会社のポータルサイトで公開されています。
https://corp.monoxer.com/blog/education/chuo_info

中央情報大学校について

専門学校 中央情報大学校は、情報・デザイン・電気通信の分野で専門的な知識と技術を教え、未来のテクノロジー社会に貢献する人材を育てることを目指しています。2018年に群馬県高崎市に開校し、専門知識だけでなく、人間力の育成にも力を入れています。

モノグサ株式会社について

モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションに掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」を開発・提供しています。記憶が私たちの知的活動の土台であると考え、誰もが無理なく記憶できるような学習環境を提供することで、人々の可能性を広げることを目指しています。

モノグサ株式会社のウェブサイトはこちらです。
https://corp.monoxer.com/

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