Cynthialy、Google Workspace向けに生成AI活用定着プログラムを提供開始
Cynthialy株式会社は、Google Workspace環境を利用する中堅・大手企業向けに、生成AIの活用を現場に定着させるための支援サービス「Gemini活用定着プログラム」の提供を開始しました。
このプログラムは、GeminiやNotebookLM、Gemini EnterpriseといったGoogle AIツールが「導入されただけで使われない」という状況を防ぎ、実際に業務で役立つよう伴走して支援します。

生成AI導入後の課題を解決
多くの企業でGeminiやGemini Enterpriseを導入した後、「研修を受けても現場で使われない」「一部の社員しか活用していない」「経営層に成果を示せない」といった課題が生まれています。
Cynthialyは、このような「導入止まり」の状態を解消し、生成AIが継続的に使われるようにするための支援を強化しています。実際の支援では、活用が進んだ社員で月間10〜30時間の業務効率化が実現しており、特定の業務では12時間かかっていた作業が1時間に短縮された事例もあります。
導入から定着までを4つのステップで支援
このプログラムでは、企業のニーズやライセンス状況に合わせて、GeminiからGemini Enterprise、NotebookLMなどのGoogle AIツールを活用しながら、以下の4つのステップで課題解決をサポートします。
1. 生成AI活用レベル診断
個人や組織の生成AI活用スキルや業務への適用範囲を数値で測ります。AIの知識、ツールの理解度、業務での活用度などから成熟度を点数化し、その結果をもとに各部門の課題を見つけ、育成計画を立てます。これにより、特定の個人だけでなく、組織全体でAIが使えるようになることを目指します。

2. 基礎生成AI研修&活用デモ
オンラインまたはオフラインでの基礎講座と、Geminiの活用デモを組み合わせた実践的な研修です。生成AIの仕組みの理解から、実際の業務での使い方までを学び、「学んだ翌日から使える」内容で構成されています。
3. 業務棚卸し・プロンプト開発・ツール活用フィードバック
ワークショップ形式で現場の業務を洗い出し、「生成AIでどこを効率化できるか」を具体的に明確にします。参加者が自分でプロンプト(AIへの指示文)を設計し、Cynthialyの生成AIコンサルタントがフィードバックすることで、社員が自力でAIを使いこなせるスキルを育てます。さらに、GAS(Google Apps Script)による自動化や、NotebookLMを使った問い合わせ対応時間の短縮(最大40%削減)など、業務改善の実装までを支援します。

4. ROIの自然可視化とナレッジ循環
改善の過程で得られた導入前と導入後のデータをもとに、投資対効果(ROI)を自動で計算し共有します。数値で成果を明確にするだけでなく、成功事例が組織内で共有される仕組みを提供します。これにより、経営層は投資の効果をすぐに把握でき、現場は他の部署の成功例を参考にさらなる効率化を進めることができます。
サービスの主な特徴
1. Google Workspace環境に特化した最適化
Cynthialyは、Google Workspace環境での生成AI活用を最大限に引き出すため、Geminiだけでなく、最新のGemini Enterprise版にも対応した活用設計を行います。Gemini、Gemini Enterprise、NotebookLM、GASなどのGoogle AIツールを業務の流れに合わせて組み合わせ、現場で自然に利用が広がるような構成を提案します。また、機能の拡張やアップデート内容を検証し、組織の規模やライセンス状況に合った最適な活用方法を提案します。
2. 現場で使える実践的な支援方法
Cynthialyは、様々な業種や企業規模の組織での支援経験から、生成AIの活用を「現場に根づかせる」独自の支援方法を確立しています。これまで、数百名規模の企業を中心に、活用レベル診断や伴走支援を実施してきました。単発の研修ではなく、業務プロセスに組み込む実践的な支援を通じて、「使われ続ける生成AI」の定着を実現しています。
3. 日常業務で実践し成果を検証したコンサルタントによる伴走支援
進化の速い生成AIの分野において、Cynthialyのメンバーは日々の業務にAIを取り入れ、実際に使って得た知識を体系化しています。最新の機能やアップデート情報もいち早く取り入れ、その検証結果に基づいた実践的な活用方法を提案します。Gemini、Gemini Enterprise、NotebookLM、Deep Research、GASなど、複数のツールを組み合わせた最適な解決策を、実践的な知識に基づいて提供します。
4. 導入前後の数値完全可視化によるROI証明
最初の業務棚卸しと最後のROI発表により、導入前と導入後の数値を完全に明確にします。時間削減効果や業務削減率など、具体的な数値で成果を示すことで、経営層が求める投資対効果と現場の使いやすさの向上を両立させます。これにより、投資の判断や次のステップへの意思決定がスムーズに行えるよう、客観的なデータを提供します。
導入事例
ある大手企業では、このプログラムの導入により、以下のような成果が出ています。
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月間削減時間: 一部の活用者で10〜30時間の効率化
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特定業務における業務削減率: 最大92%の効率化を実現した事例あり(例: 12時間かかっていた業務が1時間に)
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ユースケース作成: 900件以上(1人あたり10件以上)
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DX・BPR(業務プロセス改革)の加速
単にツールを導入するだけでなく、AIが継続的に使われる組織への変革が共通の成果として挙げられます。
今後の展開
Cynthialyは今後、業種や部門に合わせた「生成AI活用モデル」の開発を進め、より多くの企業で「自力でAIを活用する文化」が生まれることを目指します。また、技術の進化に合わせて、常に最新の実践的な知識を取り入れた支援体制を強化していくとのことです。
資料請求・問い合わせ
「Gemini活用定着プログラム」の詳細資料は、以下のリンクから無料でダウンロードできます。
Cynthialy株式会社は、生成AI技術を活用し、個人の生産性向上や企業価値向上、そしてAIエージェントやAIバーチャルヒューマンといった新しい働き手を創造することで、AIによる働き方の変革を支援しています。
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