データ活用を加速!「データカタログの作り方教科書」が無料で公開

データ活用を効率化する「データカタログ」の教科書が無料公開

現代のビジネスにおいて、データは重要な資産となっています。しかし、社内に散らばるデータを「探す」ことに多くの時間が費やされ、実際に「使う」時間が少なくなってしまうという課題を抱える企業は少なくありません。

このような課題を解決するため、株式会社パタンナーは「探す時間を減らし、使う時間を増やす」ための実務ノウハウをまとめた「データカタログの作り方の教科書」を無料で公開しました。

この教科書は、データカタログを導入する際の「戦略」「設計」「実装」「運用」といった一連の流れを、実務的な視点から詳しく解説しています。W3C DCATやFAIR原則といった国際的な標準、クラウドサービスやオープンソースソフトウェアの代表的な製品、さらには個人情報保護法の観点まで網羅されており、明日からでもデータカタログの導入に着手できるロードマップとテンプレートが示されています。

この教科書はこんな方におすすめです

  • データカタログに興味があり、活用を考えている方

  • 自社のデータがうまく活用できていないと感じている方

  • データを活かしてビジネスを推進したい方

  • データを活用してAIの導入や推進を目指している方

教科書の内容(目次)

教科書は以下の主要なテーマで構成されています。

  • 戦略設計編:ビジネスの価値から逆算し、ユースケースの決定、ステークホルダー設計、KGI/KPI設定、ガバナンス方針、法規制(個人情報保護法)の固め方について解説します。

  • 設計編:メタデータ、用語集、標準化の「型」として、技術・ビジネス・運用の3階層メタデータ設計、ビジネス用語集とデータ辞書の一元化、分類とタグ、機密区分・寿命の設計、W3C DCATとFAIR原則の実務的な取り入れ方、データ品質ルールと「証跡化」による信頼の可視化を学びます。

  • 実装編:ツール選定としてクラウドの定番(Dataplex、AWS Glue、Microsoft Purview)やOSSの注目株(OpenMetadata、DataHub、Apache Atlas)の活用方法、カタログ取り込みとリネージ(OpenLineage)、権限管理・監査・セキュリティの基盤作り、そして登録から廃止までのワークフロー(RACIとSOP)について説明します。

データカタログ「タヅナ」とは

株式会社パタンナーは、「どんな企業でも・どんな職種でも・すばやく・簡単に使える」データカタログとして「タヅナ」を提供しています。

データカタログ「タヅナ」

タヅナの主な特徴

  1. 設計書を自動でつくる
    BIツールで作成されたダッシュボードの指標の意味や数値の根拠を、タヅナを使えば一目で確認できます。これにより、データの信頼性が向上し、疑問をすぐに解決できます。
    タヅナの設計書自動作成機能
  2. データの背景を理解する
    タヅナはデータだけでなく、そのデータに詳しい担当者も探せます。誰がどのデータ資産(データ、ダッシュボード、用語と定義)に詳しいのか、データに関してどんなコミュニケーションを取っているのかを個人単位で把握できるため、人材配置の最適化にも役立ちます。
  3. 基盤を作る前に活用する
    データ基盤の構築には大きな労力がかかりますが、それが全社員に利用されないのはもったいないことです。タヅナは、現場が本当に整備してほしいデータを具体的に把握できるようにすることで、開発部門と現場部門が一体となってデータ活用を進められるようにサポートします。

データカタログ「タヅナ」の詳細は、以下のウェブサイトで確認できます。
https://tazna.io/

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株式会社パタンナーは、データ活用やAIに関する様々な資料も提供しています。

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データカタログの理解を深める書籍も

株式会社パタンナーの代表者である深野嗣氏の著書『会社のデータを”誰もが使えるデータ”に変える データカタログという魔法』も出版されています。

深野嗣氏の著書

この書籍は、各部署でばらばらに管理されているデータを全社で活用するための実践的な方法を、ストーリー形式で分かりやすく解説しています。専門知識がない方でもデータ活用の本質を学べる一冊です。

株式会社パタンナーについて

株式会社パタンナーは、データカタログ「タヅナ」の企画・開発・運営をはじめ、データ戦略コンサルティング、データ人材育成・組織開発を行っています。

コーポレートサイト:https://pttrner.co.jp/
データカタログ「タヅナ」:https://tazna.io/

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