伊藤忠テクノソリューションズ、高性能GPUをクラウドで提供するVDI「Softdrive」の取り扱いを開始
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は、Softdrive Technologies Group Inc.(以下、Softdrive)と販売代理店契約を結び、クラウド型VDI(仮想デスクトップ)ソリューション「Softdrive」の取り扱いを開始しました。
このソリューションは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)というクラウドサービスを基盤としており、CADやCG、AIといった高い性能が必要な業務アプリケーションでも、パソコンの種類や場所に関わらず、快適に使える環境を提供します。

現代の働き方と高性能業務環境の課題
近年、在宅勤務やサテライトオフィス、海外拠点など、働く場所が多様化しています。これに伴い、企業は場所にとらわれずに高性能な業務環境を使えるようにしたいと考えています。
しかし、CADやCG、AIのような特に高い処理能力を必要とする業務では、これまで会社のオフィスに設置された高性能なパソコン(オンプレミス型GPUワークステーション)を使うのが一般的でした。この方法には、導入や維持にかかる費用、管理の手間が増えるという課題がありました。また、会社のデータを安全に管理しながら、高い性能を保つ仕組みが求められています。
Softdriveが提供する解決策
「Softdrive」は、このような課題を解決するために開発されました。OCIの高性能なGPUベアメタルサーバー(物理的なGPUを独占して使えるクラウドサーバー)上で動くクラウド型VDIソリューションです。
Softdriveの主な特長
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快適な操作性:独自の通信技術とネットワークの最適化により、データのやり取りが非常に速く、安定しています。そのため、高い処理能力が必要なアプリケーションでも、手元のパソコンで直接操作しているかのようにスムーズに作業できます。
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コスト効率:必要な時に必要な分だけGPU環境を利用できるため、高性能な設備を常に持つ必要がなく、過剰な設備投資を抑えられます。
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高いセキュリティ:利用する端末には、実際のデータではなく、画面を表示するための画像情報だけが暗号化されて送られます。これにより、高いセキュリティを保ちながら、お客様が契約するOCI環境でデータを一元的に管理できます。
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多様な端末対応:Windows、Mac、iOSなど、さまざまな種類の端末に対応しており、場所を選ばずに快適な業務環境を実現します。
これまで、ネットワークの遅れやGPUの性能不足、セキュリティの問題から、クラウドでの実現が難しかったGPUデスクトップ環境が、Softdriveの接続用アプリケーションを使うことで、クラウド上で利用できるようになりました。
CTCの提供サービスと今後の展望
CTCは、Softdrive製品とOCIサービスの販売に加え、導入のサポートも行います。導入前には、最短2週間のPoC(概念実証)期間を設け、お客様が利用予定のソフトウェアがどれくらいの性能で動くかを事前に確認します。その後、約2か月を標準的な導入期間とし、環境の構築、設定、操作マニュアルの作成まで、一貫してサポートします。
CTCは今後、OCIのガバナンス(適切な運用管理)やセキュリティ運用を標準化したサービスも検討しており、お客様の業務を効率化し、コストを削減することに貢献していく方針です。

Softdriveは、建築・製造・社会インフラなど幅広い業界での利用を見込んでおり、3年間で40億円の売上を目指しています。
Softdrive Technologies Group Inc.のCEOであるLeonard Ivey氏は、今回の提携について、「CTCはアジア太平洋地域で信頼されているテクノロジーパートナーであり、この提携により、従来のVDIプラットフォームに代わる最新ソリューションを求める組織を中心に、大きな市場シェアを獲得できると期待しています」とコメントしています。
Softdriveに関する詳細情報は、以下のページで確認できます。
※Oracle、Java、MySQL および NetSuite は、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
※その他、記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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