KG情報、JAPAN AI導入で「建築実例原稿」制作時間を大幅短縮し年間約1,200時間の工数削減へ

JAPAN AI株式会社は、株式会社KG情報が同社のAIサービス「JAPAN AI」を導入したことを発表しました。この導入により、KG情報が住宅領域で作成する「建築実例原稿」の制作時間が、これまでにかかっていた120分から25分へと大幅に短縮され、年間で約1,200時間の作業時間を削減できる見込みです。
導入の背景
KG情報は、求人や住宅に関する情報を、紙媒体とWebメディアの両方で提供しています。制作現場では、原稿の作成や確認に多くの時間がかかり、これが大きな課題となっていました。
特に住宅の「建築実例原稿」は月に約50本も作成され、雑誌制作と同時進行することで、編集作業が頻繁に中断されていました。原稿の制作が編集担当者の状況に左右されていたため、営業担当者はクライアントへの確認予定を立てにくく、忙しい時期には「編集待ち」によって1週間も作業が止まることが常態化していました。このような「当たり前のように時間を費やしていた作業」を見直し、将来的に他社との競争力を高めるため、組織力を強化することが急務とされていました。

JAPAN AI導入の決め手
KG情報は複数のサービスを比較検討した結果、以下の4つの点がJAPAN AIを導入する決め手となりました。
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マルチモデル対応: 用途や文章の性質に合わせて、常に最新の複数のAIモデルから選べること。
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直感的なUI: 日本語が理解できれば誰でもすぐに使える、分かりやすい操作画面。
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プロンプト不要: AIがプロンプト(指示文)を自動で作成する機能があり、考える手間が省けること。
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手厚い伴走支援: サポートチームによる迅速な対応。

JAPAN AI導入後の成果
JAPAN AIの導入後、最も大きな変化は、単に作業時間が短くなっただけでなく、仕事の主導権が営業担当者へと移ったことです。
AIエージェントに指示書を入れると、約5分で原稿のたたき台が作られます。営業担当者がこの原稿を整える時間を含めても、従来の120分から25分へと大幅に作業が早くなりました。これにより、「編集待ち」の状態が解消され、営業担当者は自分のタイミングで顧客への確認などの予定を管理できるようになっています。
月に50本の原稿作成を前提とすると、年間で約1,200時間の削減効果が見込まれています。これにより、編集担当者も本来集中すべきクリエイティブな業務や企画業務に時間を使える環境が整いました。現場での試行錯誤を重ね、過去の実例をAIに学習させたガイドラインを構築した結果、現在は「現場で使っても問題ない品質」で安定して運用されています。

KG情報からのコメント
KG情報 事業推進本部の阿部氏は、「JAPAN AIを80点を取る“パートナー”として受け入れると良い」とコメントしています。AIを導入したからといって、すぐにすべての業務が置き換わるわけではないため、「完璧に任せよう」とするとうまくいかない可能性があるとのことです。80点を取るパートナーとして付き合うことが最も現実的で、結果的に成果が出やすいと考えているそうです。
同事業推進本部の高部氏は、社内で「型のある仕事はJAPAN AIに任せられる」という感覚が育っていると述べています。記事公開前の表記ゆれチェックのような編集作業はもちろん、就業規則を読み込ませた社内FAQの作成など、専門性は必要でも「手順化できる」業務はAIエージェントの対象になるとのことです。総務への確認が集中しがちな領域でも、まずJAPAN AIに一次回答を作らせるだけで、社内の負担は確実に軽くなると感じているそうです。
株式会社KG情報について
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社名: 株式会社KG情報
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代表者: 益田 武美
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設立: 1980年1月
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事業内容: 調査・情報サービス、有料職業紹介事業
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従業員数: 201名(パート含む)
今後の展望
JAPAN AIは、編集業務のように定型化された業務を段階的にAIエージェントに任せることで、編集担当者がより創造的な業務に集中できる環境づくりを支援しています。
今後も、人と生成AIが適切に役割を分担しながら、業務全体の効率化と企業の生産性向上に貢献していくとのことです。JAPAN AIのサービスについて、さらに詳しい情報は以下のページで確認できます。
JAPAN AI株式会社について
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社名: JAPAN AI株式会社
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代表者: 代表取締役社長 工藤 智昭
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本社: 東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー5/6階
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設立: 2023年4月
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事業内容: 人工知能の研究開発、人工知能に関するコンサルティングサービス


