TechTrainとインソースが「RAG/Dify実践研修」を開始、社内データ活用AIの内製化を支援

TechTrain × インソース「RAG/Dify実践研修」

TechTrain(株式会社TechBowl)は、株式会社インソースが主催する公開講座で、「RAGシステム実践研修」および「RAGシステム基礎研修」の提供を開始しました。この研修は、企業が自社のデータを使い、安全にAIを活用していくための手助けとなるものです。

研修開始の背景

多くの企業でChatGPTのようなAIツールの導入が進む一方で、「一般的な回答しか得られず、実際の仕事には使いにくい」「会社のルールやマニュアルをAIに学ばせたいが、情報が漏れることや、AIが間違った情報を出す(ハルシネーション)のが心配」といった声が増えています。また、AIシステムを作ることを外部の会社に任せると費用が高くなりがちで、社内にAIの知識がたまらないという問題もありました。

今回の研修は、これらの技術的なハードルや心の不安を減らし、現場の人が中心となって安全にAIを試し、活用できるようにすることを目指しています。

研修の特徴

この研修では、プログラミングの知識がなくても使えるツール「Dify」を活用し、専門家でなくても直感的にRAG(検索拡張生成)システムを作って理解できるようなカリキュラムが組まれています。

  1. すぐに役立つ実践的な内容
    ただ話を聞くだけでなく、実際にパソコンを使って「Dify」でRAGチャットボットを開発します。最短10分で簡単なチャットボットを作る成功体験をすることで、自信を持って取り組めます。
  2. AIの仕組みを分かりやすく
    AIがどのように社内の情報を探し、回答を作り出しているのか、その裏側の仕組み(ベクトル検索など)を具体的に見ながら学びます。これにより、AIの回答の質を上げる方法も身につけられます。
  3. リスクを管理し、質を高める
    AIがもっともらしい嘘をつく「ハルシネーション」を防ぐための質問の仕方(プロンプト技術)や、データの鮮度や情報量を保つための運用方法を学びます。

期待される効果

研修を受けた後は、すぐに自社でAIの試作(PoC:概念実証)を始められる状態になることを目指し、会社のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させることが期待されます。

  1. 自社での開発と費用の適正化
    外部に全てを任せるのではなく、自社でツールを選んだり、試作を作ったりできるようになります。これにより、DXへの投資が適切かどうかを判断する力が向上します。
  2. 仕事に直結するスキルの習得
    「基礎編(半日)」でAIの仕組みとリスクを理解し、「実践編(1日)」では、基礎の内容を確認した上で、RAGシステムを作るスキルを習得します。これにより、それぞれの目的や役割に合わせたAIの知識が、実際の仕事で使えるレベルまで定着します。
  3. 部署間の連携がスムーズに
    AIシステムの裏側を知ることで、DX担当者や専門家でない人も、社内のエンジニアや外部の業者と対等に話し合えるようになります。

本講座の詳細とお申し込み

株式会社インソースのウェブサイトで詳細を確認し、お申し込みが可能です。

研修担当者からのコメント

杉本 真二氏

杉本 真二氏は、「生成AIという新しい道具との向き合い方が注目されています。高い期待とともに、リスクへの意識も高まっています。この研修では、安全な活用をテーマに、業務を改善するための選択肢の一つとして、RAGがどのような課題を解決し、高い効果を得るには何が重要かといった実用的な内容をお届けします。本研修が、皆様の組織における『データの宝の山』を掘り起こすきっかけになれば幸いです」と述べています。

TechTrainについて

TechTrain ロゴ

TechTrainは「テクノロジーを支える、全ての人のターミナルに。」を理念として掲げ、2019年5月にサービスを開始しました。全国のエンジニアに利用され、開始から6年でユーザー数は12,000名を突破しています。現在、70社150名以上のITエンジニアがメンターとして、実際の仕事に基づいた開発方法をアドバイスしています。企業向けの研修や技術支援、採用支援、学校支援のほか、個人向けのITスキル学習・キャリア支援プラットフォームも提供しています。

株式会社TechBowlは2018年10月に設立され、東京都千代田区に本社を置いています。インターネットサービス業を手がけており、代表取締役CEOは小澤 政生氏です。

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