山梨県、「TRY!YAMANASHI!」第10期実証実験プロジェクトの募集を開始 – 最大600万円の補助金とオール山梨体制で支援
山梨県は、未来の技術やサービスを試す「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」の第10期プロジェクトの募集を始めました。
この事業は、新しい技術やサービスを持つ企業が、山梨県を舞台にそのアイデアを試せるように支援するものです。選ばれた企業には、最大600万円の補助金が提供され、費用の4分の3をまかなうことができます。さらに、山梨県全体を実証実験の場として使い、行政や企業、大学などが協力してプロジェクトを成功へと導くサポート体制が用意されています。

事業の目的
山梨県では、将来的にリニア中央新幹線が開業し、東京・品川から25分、名古屋から45分という短い時間でアクセスできるようになります。この大きな変化を見据え、山梨県は「リニアやまなしビジョン」という計画を立てています。この計画の目標は、「テストベッド」(新しい技術を実際の環境に近い状態で試す場所)として、最先端技術で未来を創る「オープンプラットフォーム山梨」を実現することです。
制度の概要
募集対象とテーマ
全国のスタートアップ企業、大企業、中小企業、個人事業者(個人を除く)が対象です。募集テーマは特に限定されておらず、自由な発想での提案が可能です。例えば、クリーンエネルギー、医療・健康、次世代の乗り物、無人での配送、スマート農業、自然環境の保護、動物の管理、陸上での養殖など、幅広い分野のプロジェクトが想定されています。
支援内容
この事業では、以下のような手厚い支援が提供されます。
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経費支援: 最大600万円(補助率4分の3)の費用を補助します。
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場所の提供: 実証実験に必要な場所の紹介や提供、地元との調整を自治体職員がサポートします。
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専門家のアドバイス: プロジェクトを事業として成功させるためのアドバイスや、成長につながる情報提供など、専門家による支援が受けられます。
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企業との連携: 地元の企業とのマッチングを支援し、協力関係を築けるように手助けします。
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交流の機会: 山梨県でのフィールドワークや、さまざまな人との交流イベントに参加する機会が提供されます。
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団体との調整: 商工会など、必要な団体との話し合いをサポートします。
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PR支援: 実証実験のモニターを募集したり、広く情報を伝えたりするためのPR活動を支援します。
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その他の支援: 実証実験を行う上で必要な様々な支援が用意されています。
実証実験期間と募集期間
実証実験は、令和8年4月から令和8年9月末までの期間で行われます。今回の第10期プロジェクトの募集期間は、令和8年1月7日(水)から1月30日(金)までです。
応募方法と今後のスケジュール
応募を希望する企業は、「やまなし未来創造インフォメーションサイト」で詳細を確認し、応募手続きを進めてください。
応募サイトはこちら: https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support/news10.html
今後のスケジュールは以下の通りです。
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令和8年1月30日(金):募集締切
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2月下旬:一次(書類)審査結果通知
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3月下旬:二次(プレゼン)審査会
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4月~令和8年9月末:実証実験実施
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令和8年10月:成果報告会
個別相談会
募集期間中には、個別相談会も実施されます。参加を考えている方も、そうでない方も、事業に関する質問や相談ができます。期間は1月13日(火)から1月23日(金)までで、申し込み方法などの詳細は「やまなし未来創造インフォメーションサイト」で確認できます。
これまでのプロジェクト事例
これまでに、多くの企業が「TRY!YAMANASHI!」事業を活用し、山梨県で様々な実証実験を行ってきました。例えば、第1期では株式会社エアロネクストによる「新スマート物流『SkyHub』」のプロジェクトや、第4期では輝翠TECH株式会社による「山梨ぶどう農家さん向け農業用AIロボット」など、多岐にわたる分野で未来を見据えた取り組みが実施されています。
山梨県は、この事業を通じて、新しい技術やサービスが社会に役立つよう、これからも積極的にサポートしていくとのことです。最先端技術で未来を創る挑戦に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。


