AIが試験問題を自動作成！「Smart Test Maker」で教育現場の負担を軽減

AI（人工知能）が自動で試験問題を作成する新サービス「Smart Test Maker（スマートテストメーカー）」が、株式会社CBTソリューションズより提供開始されました。

このサービスは、試験問題を作る作業をAIで自動化することで、作業にかかる時間を大きく減らすことを目的としています。これにより、教育や試験運営に関わる業務の効率を高め、問題の質も上げることが期待されています。サービスの詳しい内容や無料でお試しできる情報が掲載された特設サイトも公開されています。

特設サイトURL：
https://cbt-s.com/lp/smart-test-maker/

作問業務の課題とAIへの期待

近年、資格試験や教育の形は多様になっていますが、試験問題を作る作業は多くの時間と労力がかかるため、試験を主催する人や教育者にとって大きな負担となっています。

2025年10月に開催された「Smart Test Maker」ウェビナー参加者へのアンケート調査（回答者：29団体）によると、以下の実態が明らかになりました。

• 時間の圧迫: 約5割の団体が、試験問題を作る作業に「月に平均30時間以上」を使っていること。

• 体制の限界: 「作問の手間」「特定の人がいないと進まないこと」「限られた人員での業務負担」が大きな課題となっていること。

• 質の維持への不安: 「難易度の設定や調整」「問題の正確さを保つこと」といった問題の質そのものに関する悩みも多くありました。

このような状況から、AIを使った作問ツールに対しては、「作問時間の削減」と「問題の品質向上」への強い期待が寄せられています。

「Smart Test Maker」の概要

「Smart Test Maker」は、テキスト（PDF）やウェブページ、過去の問題などのデータをAIに読み込ませることで、AIが試験問題の作成を支援するサービスです。

特設サイトでは、主に以下の情報が公開されています。

• サービスの詳細と導入による効果：作問時間の大きな削減など、具体的なメリットを説明しています。

• 主な機能の紹介：キーワードから自動で作問したり、様々な形式の問題に対応したりする機能です。

• 無料トライアルの受付：実際に操作感を試したり、AIが生成する問題の精度を体験できるお試し期間の申し込みができます。

顧客からの反響

ウェビナー参加者からは、「Smart Test Maker」について多くの良い意見が寄せられました。

• 「このサービスを導入すれば、業務が大幅に効率化されそうだ」

• 「専門的な分野での作問に大きな可能性を感じる」

• 「使用者のことをよく考えて作られていると感じた」

今後の展開

株式会社CBTソリューションズは、今後もAIや最新のIT技術を積極的に活用し、試験運営の効率化だけでなく、日本の社会に役立つサービスの開発を続けていく方針です。

株式会社CBTソリューションズについて

株式会社CBTソリューションズは、試験業界をリードするIT企業として、試験の申し込みから受験料の支払い、受験、採点、合否判定まで、全てをIT化するCBTサービスを提供しています。全国47都道府県にテストセンターを展開し、CBT市場では国内で80%以上のシェアを持っています。また、資格に関する情報を提供するウェブサイト「日本の資格・検定」の運営など、様々なサービスで業界をけん引しています。

企業ホームページ：
https://cbt-s.com