設計図面のチェックを自動化!LibertyDataが「自動検図」機能の無料体験を提供開始
LibertyData(運営会社:株式会社Curiositas)は、図面を扱う開発・設計業務を効率化するデータ活用プラットフォーム「DSP for MechaInformatics」において、新たに「自動検図」機能の無償トライアル版の提供を開始しました。

「自動検図」機能とは?
この「自動検図」機能は、設計者の意図を理解し、非クラウド環境で実務レベルの図面チェックを自動で行うことができる技術です。これにより、図面に関するさまざまな業務の効率化と品質向上が期待されます。

今回のトライアル版では、「新図面 基本品質チェック」と「図面・書類 整合性チェック」の2つの機能が提供されます。
設計現場のこんな困りごとを解決
多くの企業が抱える図面関連業務の課題に対し、「自動検図」機能は次のような解決策を提供します。
1. 新規図面のチェックが大変
新しい図面のチェックでは、文字の漏れ、寸法の表記、JIS記号などの基本的なルール確認から、材料、熱処理、表面処理、公差、加工条件といった専門的な項目の確認まで、多くの手間がかかります。現在、担当者が一枚ずつ目で確認しているため、図面が多い場合や経験の浅い設計者が作成した図面の場合、チェックに時間がかかったり、見落としが発生したりすることが課題でした。
2. 複数図面の比較ミスが多い
改訂された図面や、部品図と組立図のような親子図面のチェックでは、変更点や図面間の情報が合っているか、BOM(部品構成表)情報と一致しているかなど、細かな確認が必要です。単純に図面を重ねて違いを見るだけのツールでは、設計上意味のある変更と、文字の位置ずれのような意味のない違いを区別できません。そのため、人が意図を理解して確認する作業が多く、ミスが発生しやすい傾向にありました。
3. 図面と書類の確認に時間がかかる
設計から製造までの各段階では、図面と仕様書、BOM、検査基準書、加工条件などの多くの書類と情報を照らし合わせる必要があります。この確認作業は、非常に時間がかかり、専門知識も必要なため、漏れやミスが発生しやすい上に、担当者の経験によって確認の精度にばらつきが生じることも課題でした。これらのミスは、後工程での大きな手戻りや品質問題につながる可能性があるため、効率化と精度向上が求められています。
操作イメージ:簡単ステップで自動検図
「自動検図」機能は、非クラウド環境で利用でき、シンプルな操作で検図を実行できます。
新図面 基本品質チェック

- チェックしたい図面をアップロードします。
- 実行ボタンを押して、自動検図を開始します。
- 検図が終わったら、結果を確認します。図面を切り替えて見ることもできます。
- 検図結果をダウンロードして保存します。
図面・書類 整合性チェック

- あらかじめアップロードしておいた書類を選びます。
- チェックしたい図面をアップロードします。
- 実行ボタンを押して、自動検図を開始します。
- 検図が終わったら、結果を確認します。
- 検図結果をダウンロードして保存します。
無償トライアルに参加するには
「自動検図」機能の無償トライアルは、以下の方法で申し込むことができます。
LibertyDataのお問い合わせフォームより、「DSP for MechaInformatics『自動検図』トライアル申込」を選択し、必要事項を記入して送信してください。
トライアルは約1~2週間で実施されます。
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ステップ1: LibertyDataとの打ち合わせで、トライアルの内容を相談します。
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ステップ2: 企業側から検図対象の図面(あえて間違いがあるものや、セキュリティ上提供可能なもの)を提供します。
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ステップ3: LibertyDataが検証レポートを作成・提供し、Web会議でのデモ実施またはデモ動画を提供します。
「DSP for MechaInformatics」の全体像
「DSP for MechaInformatics」は、開発・設計業務をメカインフォマティクス化するためのデータ活用プラットフォームです。図面検索や製図など、開発・設計業務全体を自動化し、大幅な業務改善を目指します。現在は図の赤枠で示された機能を提供しており、今後も順次機能が拡大される予定です。

Liberty Dataについて
Liberty Data(株式会社Curiositas)は、あらゆるデータを資産として活用し、データ駆動型経営を実現するためのさまざまなサービスを提供しています。データ活用による事業改革や新しい事業の創出において、150件以上の支援実績があります。

主なサービスには、生成AIなどの最新技術を取り入れたデータ活用プラットフォーム「Liberty DSP」の提供(汎用タイプに加え、図面、SCM、新材料開発などに特化したタイプも展開中)、社内データを活用しやすい形に整える「データDXラボ」の提供、データ運用の専門家による最適なデータ活用シナリオ・データ基盤の設計などがあります。
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「DSP for MechaInformatics」サービスサイト: https://www.liberty-nation.com/dspmechainformatics/
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Liberty Data 企業サイト: https://www.liberty-nation.com/


