生成AIの最前線に迫る!Mavericks AI ニュース12月15日号が配信

株式会社Mavericksが、生成AIの最新動向を解説するメルマガ「Mavericks AI ニュース」の12月15日号を配信しました。このメルマガは、ある調査によると、国内で発行されている生成AI関連のメルマガの中で、購読者数が多く、注目を集めている一つとされています。

Mavericks AI ニュースは、リアルタイム動画生成AI「NoLang」などを手掛ける株式会社Mavericksのエンジニアチームが、AIプロダクト開発の最前線で得た知見をもとに、実務に役立つ情報を毎週月曜日に発信しています。AIの専門知識がない方でも、具体的な活用方法をイメージできるよう、独自の解説を加えてニュースが届けられています。

Mavericks AI ニュース

12月15日号の主なトピック

1. OpenAIとディズニーが大型提携:Soraでミッキーやスター・ウォーズの動画生成がついに解禁へ

生成AIと著作権に関する大きな動きとして、ウォルト・ディズニー社がOpenAI社との提携を発表しました。これにより、動画生成AI「Sora」や「ChatGPT Images」で、ミッキーマウスやスター・ウォーズといった有名キャラクターを利用したコンテンツ生成が2026年初頭から可能になる見込みです。一方で、ディズニー社は、許諾を得ていないIPキャラクターの生成や他社AIモデルに対しては、引き続き厳しい姿勢を保っています。この歴史的なライセンス契約は、著作権を巡るAI企業とIPホルダーの新たな共存関係を示すものとして注目されています。

Soraによるキャラクター生成

2. OpenAIが「GPT-5.2」をリリース:Excel・パワポ作成能力が劇的に向上

OpenAIから新しいモデル「GPT-5.2」がリリースされました。このモデルの特に注目すべき点は、ExcelやPowerPoint資料の作成能力が飛躍的に向上したことです。情報の整理だけでなく、セルの色付けや幅調整といったデザイン面においても、人間による手直しが不要なレベルに達していると報告されています。現実の仕事における性能を示す指標「GDPval」では、これまでのモデルを大きく上回る結果を出しています。しかし、資料生成に10分以上かかることや、ユーザーの意図を正確に読み取る能力には、まだ改善の余地があると考えられています。

EC企業の比較表

3. CursorがFigmaライクにWeb編集できる「Visual Editor」を搭載

AIコーディングエディターのCursorが、「Visual Editor」機能を公開しました。これは、WebページをGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)で直接編集できる機能です。色の変更やサイズ調整、配置の変更などを画面上で行うと、ワンクリックでコードに反映されるという、デザインツールFigmaとコーディング環境が融合したかのような体験を提供します。まだ実験的な機能ですが、デザイナーとエンジニアの仕事の境界線が曖昧になりつつある、現在のトレンドを象徴するものです。デザインツールとコーディング環境の融合は、開発の流れを大きく変え、新たな協力体制を生み出す可能性を秘めていると考察されています。

Webサイト編集の比較

今後の展望

株式会社Mavericksは、自社での先端的なAIプロダクト開発で得た知識を社会に還元することを重要な使命と考えています。今後も「Mavericks AI ニュース」を通じて、AI時代を切り拓くビジネスパーソン、開発者、DX担当者にとって、信頼できる実用的な情報を継続的に発信していく予定です。

関連情報

株式会社Mavericksは、リアルタイム動画生成AI「NoLang」や超解像化技術「カクダイ」など、様々な先端プロダクトを提供しています。AIサービスの導入やシステム開発に関する相談も受け付けています。

お問い合わせ先:nolang-corporate@mvrks.co.jp

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