手書きメモや画像も自動でデータベース登録可能に、アジアクエストがAIエージェント新サービスを提供開始
非構造データをAIで解析し業務システムへ自動登録
アジアクエスト株式会社は、AIエージェントを搭載した業務効率化サービス「AQ-AIエージェント」シリーズの第6弾として、「AQ-AIエージェント Convert & Entry」の提供を開始しました。このサービスは、手書きのメモや画像、チャット上の記録といった様々な形式のデータをAIが解析し、必要な情報を業務システムやデータベースへ自動で登録するものです。
手入力の負担を軽減し、業務効率を向上
現場では、手書きのチェックシート、チャットでのメモ、写真による在庫報告など、決まった形ではないデータ(非構造化データ)の手入力が、多くの業界で大きな負担となっています。
「AQ-AIエージェント Convert & Entry」は、TeamsやSlackなどのチャットツール、Webフォーム、WordやExcel、PDFなどの文書ファイル、スキャン画像や写真といった多様なフォーマットに対応しています。

AIがこれらのデータから必要な情報を抽出し、整理された形で自動登録します。利用者は「話す・書く・撮る」だけでデータ入力が完了するため、これまでの手入力や転記作業が不要になり、現場から管理部門まで幅広い業務で効率化が期待できます。

AIは画像内の文字や表を認識し、テキストや数値、構造情報として登録できます。また、入力先のシステム項目をAIが自動で判断し、足りない情報があれば自然な言葉で利用者に確認します。
各種システムとの連携と業界別の活用例
抽出されたデータは、基幹システム、品質管理システム、在庫管理システム、行政系システムなど、複数のシステムへ同時に連携させることが可能です。API連携や社内データレイクへの接続にも対応し、データ活用の仕組み全体の自動化を促進します。

具体的な活用例は以下の通りです。
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建設業: 現場の報告写真や手書きメモを解析し、施工管理システムへ自動登録。
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製造業: 品質検査票や帳票画像を解析し、品質管理システムへ反映。
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小売・EC: 店舗のチャット履歴や売場の写真から在庫情報を抽出し、登録。
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公共・自治体: 職員のメモやスキャンされた文書を解析し、住民相談記録を行政システムへ登録。
このサービスの導入により、手入力や転記作業の削減、紙や画像データの自動取り込み、システム入力の属人化(特定の担当者しかできないこと)の防止、そして現場・営業・管理部門を横断したデータ活用が可能になります。データ整備から活用までの過程を短期間で構築できるのも大きなメリットです。
今後の展望と「AQ-AIエージェント」シリーズについて
今後は、音声でのリアルタイム入力など、さらなる機能拡張が予定されています。「AQ-AIエージェント Convert & Entry」は、「書く・撮る・話す」といった多様な方法でデータを収集し、人が本来集中すべき「判断と創造」の業務に専念できる環境を提供することを目指しています。
「AQ-AIエージェント」は、アジアクエストが開発・提供するAIエージェント搭載の業務効率化システムシリーズです。専門知識や高度な技術が必要だった業務をAIエージェントが担うことで、効率化と自動化を実現します。

主な特徴は以下の通りです。
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短期間導入: 最短数日で利用開始でき、小さく始めてAIを活用できます。
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多彩な活用方法: 利用者のニーズに合わせた柔軟な展開が可能です。
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幅広い業界対応: IT人材不足や属人化の解消に貢献し、様々な業種・業務で利用できます。
アジアクエストは、AI技術と各業界の専門知識を組み合わせ、お客様の戦略的なパートナーとして社会に貢献する「AIインテグレーター」を目指しています。

本サービスに関するお問い合わせ・お申込みは、以下のリンクより可能です。
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お問い合わせ・お申込み: https://www.asia-quest.jp/service_contact
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「AQ-AIエージェント」サービスページ: https://www.asia-quest.jp/service/ai-integration/aq-ai-agent
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アジアクエスト株式会社: https://www.asia-quest.jp/


