CAD wpmaster 2025年12月24日 0 コメント

国産2次元CAD「MICRO CADAM」40周年記念イベント「CAD SOLUTIONS FORUM 2026」を東京・大阪で開催

国産2次元CAD「MICRO CADAM」が、販売開始から40周年を迎えました。この節目を記念し、株式会社CAD SOLUTIONSは、ユーザー向けイベント「CAD SOLUTIONS FORUM 2026」を東京と大阪で開催します。

40年の歩みとMICRO CADAMの強み

「MICRO CADAM」は1985年の登場以来、日本のものづくりを支える設計現場のニーズに応え、進化を続けてきました。UNIX、DOS/V、Windowsといった環境の変化にも対応し、現在も多くの設計現場で活用されています。

MICRO CADAMの主な強みは以下の通りです。

図面データ資産の最大活用
長年蓄積された図面を新しい環境でも活かし続けられる高い互換性が特徴です。過去の図面資産を損なうことなく、スムーズな移行を可能にします。
直感的な操作性
設計者の思考に寄り添う快適な操作性を追求し、「使いやすさ」を重視してきました。操作に集中できる環境を提供し、ものづくりに情熱を注ぐ設計者の要望に応えています。
革新的なものづくりへの挑戦
40年間培ってきた信頼性を基盤に、MICRO CADAMはさらなる進化を目指しています。近年注目される生成AIについても、設計現場での実用性を考え、操作支援や自然言語による図面検索などの研究を進めています。設計者がより創造的な業務に集中できる環境づくりを目指しています。

「変わらないために変わり続ける」をスローガンに、設計者が安心して使い続けられるよう、これからも変化を受け入れ、進化していきます。

本フォーラムは、長年MICRO CADAMを使い続けてきたユーザーへの感謝を伝えるとともに、これまでの歩みを振り返り、今後のMICRO CADAMについて考える場として企画されました。開催テーマは「改善と革新～KAIZEN × Innovations」です。

製造業の設計現場で進む「改善」と「革新」をテーマに、具体的な事例と最新動向が紹介されます。

基調講演
THK株式会社代表取締役社長の寺町崇史氏が登壇し、「お客様と歩むTHKのこれからのものづくり」について語ります。
お客様事例講演
THK株式会社による事例講演では、MICRO CADAMを使った2Dパラメトリック自動作図の実現について紹介されます。設計の標準化・効率化の実践例が共有されます。
MICRO CADAMによる設計DX・自動化の最新動向
MICRO CADAM Helix 2026の最新活用事例や今後の展望が解説されます。
専門スタッフによる個別相談コーナー
運用課題や検討事項について、専門スタッフが個別に相談に応じます。
ユーザー交流会
ユーザー同士や関係者との情報交換ができるネットワーキングの場が提供されます（軽食あり）。