岡山理科大学が通信教育部を新設、デジタル・ナレッジの支援で短期間での開講を実現

岡山理科大学、通信教育部の新設をデジタル・ナレッジが支援

株式会社デジタル・ナレッジは、岡山理科大学が学内で初めて設置した通信教育部(情報理工学部 情報理工学科)の立ち上げを支援しました。この取り組みにより、認可から約7ヶ月という短期間で開講準備が整い、安定した運用が始まっています。2025年4月の開講以降、国内外から多くの学生がオンライン教育を通じて学習しています。

岡山理科大学について

岡山理科大学は、1964年に創立された理系教育を中心とする総合大学です。理学部や工学部、情報理工学部などがあり、専門的な教育と研究を行っています。近年は、英国の『Times Higher Education(THE)世界大学ランキング』に2年連続で選ばれるなど、国際的な評価も高まっています。
岡山理科大学 通信教育部 情報理工学部 情報理工学科 公式サイト: https://online.ous.ac.jp/

通信教育部新設の背景とデジタル・ナレッジの支援

岡山理科大学は、オンライン学習の広がりや少子化といった社会の変化に対応するため、理系分野の通信教育部を新設する計画を進めていました。しかし、大学として通信制教育を立ち上げるのは初めての経験であり、システム作りから学習コンテンツの準備、そして日々の運用方法の設計まで、すべてをゼロから始める必要がありました。

こうした課題に対し、デジタル・ナレッジは、学習管理システム(LMS)の導入からコンテンツ制作、運用サポートまでを一貫して支援する体制でプロジェクトに参加しました。導入された主なサービスは以下の通りです。

デジタル・ナレッジが選ばれた理由は、学習管理システム(LMS)の柔軟なカスタマイズ性や高い管理機能、そして通信制教育立ち上げに関する豊富な実績があったからです。また、スタッフが大学に常駐して運用をサポートする体制や、立ち上げ初期からの段取り・スケジュール管理を含む「伴走体制」が、スムーズな開講を支える決め手となりました。

導入後の成果と今後の展望

この支援の結果、岡山理科大学は2025年4月に通信教育部 情報理工学部 情報理工学科を無事に開設することができました。学習管理システム(LMS)とスタッフ常駐支援による「伴走体制」により、システム、コンテンツ、運用それぞれの品質が保たれ、安定した稼働が実現しています。

初年度から国内外の多様な学生が入学しており、「復習に強い設計」が取り入れられたことで、通信教育でありながら通学と同じくらいの質の高い学びが提供されています。

岡山理科大学の通信教育部 情報理工学部 情報理工学科長である牧 祥教授は、「教職員全員が通信制の立ち上げは初めてで、ノウハウが全くない中で、デジタル・ナレッジさんの支援は本当に大きな力になった」とコメントしています。また、通信教育事務課の宮本裕生氏も、「収録スタジオの構築から撮影、編集、運用まで、継続的に支援を受けられる体制が不可欠だった。学内に常駐して支えてくださったことで、短期間での立ち上げが実現できた」と述べています。

今後、岡山理科大学では、学習コンテンツのさらなる質の向上や不正受講対策、学生同士の交流を活発にする取り組み、個別支援体制の強化などを進め、学びの質をさらに高めていく予定です。

デジタル・ナレッジは、大学教育のデジタル変革(DX)とオンライン学習環境の実現において、システムと人材の両面からサポートを続け、大学の持つ「知識」をより多くの学習者に届け、学びの可能性を広げることに貢献していくとしています。

株式会社デジタル・ナレッジについて

株式会社デジタル・ナレッジは、eラーニングを専門とするソリューション企業です。教育に関する夢や思いを共有し、「学びの架け橋」となり、学習環境を創造することを使命としています。教育機関や研修部門が持つ「知識」を効率的・効果的に受講者に届け、より良い知識社会の実現に貢献することを目指しています。
株式会社デジタル・ナレッジ公式サイト: http://www.digital-knowledge.co.jp/
お問い合わせフォーム: https://www.digital-knowledge.co.jp/inquiry/

×