パナソニック ハウジングソリューションズ、「Sumai Base」で住宅業界の経営をデータで支援

経験や勘に頼らない経営へ─業務支援システム「Sumai Base」提供開始

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は、業務支援システム「Sumai Base(住まいベース)」の提供を2026年6月1日より「Panasonic リフォームClub」向けに開始します。このシステムは、集客、営業、経営といった業務を一貫して可視化し、データに基づいた経営判断を支援することを目的としています。

SumaiBaseロゴ

提供開始の背景

近年、建築業界では人手不足が深刻化し、技術者から施工管理まで幅広い職種で影響が出ています。住宅分野では新築やリフォームに加え、中古住宅のリノベーションなどニーズが多様化し、業務が複雑になっています。このような状況で、限られた人員で多くの案件に対応する必要があり、さらに2024年4月からの時間外労働規制により、業務の効率化と生産性向上が喫緊の課題となっています。

こうした背景から、現場の業務実態に合わせた業務支援システムが開発されました。「Sumai Base」は、業務の効率化と情報の一元管理を実現し、経営判断のスピードと精度を高めることを目指しています。

「Sumai Base」の主な特長

「Sumai Base」には、経営を支援する3つの主要な特長があります。

1. 既存システムのノウハウをクラウド化、多様な業務に対応

長年にわたりリフォーム事業の運営を支えてきた既存の業務支援システム(PRCSS)のノウハウを活かし、「Sumai Base」はクラウド化されました。これにより、顧客管理や案件管理に加え、集客管理や経営管理の機能が新たに追加され、業務情報が一元的に集約されます。

Sumai Base 機能概要図

今後は、新築や中古リノベーションといった業態にも対応し、「顧客」を中心とした情報管理の仕組みが構築される予定です。

2. 集客・営業・経営の分析機能でデータに基づいた意思決定を支援

「Sumai Base」は、集客活動から商談の進捗、受注、売上までのプロセスをデータとして蓄積・連携することで、これまで見えにくかった業務の流れを可視化します。これにより、どの工程に課題があるのか、どの施策が成果につながっているのかを数値で把握でき、経験や勘だけに頼らない意思決定が可能になります。

  • 経営管理(売上進捗)
    受注高や完工高といった実績を可視化し、売上の進捗をリアルタイムで把握できます。目標値や前年実績と比較することで、達成状況や遅れをすぐに確認できます。

売上進捗グラフ

  • 集客管理(広告・イベント分析機能)
    広告やイベントごとの効果を把握し、集客施策の成果を最大化するための分析を支援します。媒体やイベント別の来場組数や成約率を管理し、成果の高い施策を明確化できます。

集客管理-イベント分析

  • 経営管理(KPI分析機能)
    集客から見積もり、受注までのプロセスをKPI(重要業績評価指標)として可視化し、業務全体の課題を明確にします。各工程の移行率や滞留、失注状況を把握することで、改善すべきポイントが明確になります。

KPIダッシュボード

  • 経営管理(属性分析)
    顧客属性ごとの売上や件数を可視化し、事業構造を多角的に把握できます。新規顧客、OB顧客、紹介など属性別に売上や平均単価を分析し、強化すべき領域や改善点を特定できます。

顧客属性分析

3. 高い情報セキュリティと無制限のデータ蓄積

「Sumai Base」は、クラウドの利便性と高水準のセキュリティ対策を兼ね備えています。顧客情報や契約情報といった重要なデータを安全に管理することで、情報漏洩や不正利用のリスクを抑え、事業の安定運営を支えます。また、データ容量は無制限(※プランにより制限あり)であるため、図面、契約書、写真、履歴情報などを継続して蓄積し、経営判断に活用することが可能です。

セキュリティ対策図

Panasonic リフォームClubについて

Panasonic リフォームClubロゴ

「Panasonic リフォームClub」は、パナソニックの理念に共感するリフォーム専門ショップの全国ネットワークで、約240社が加盟しています。単なるリフォームにとどまらず、顧客や社会に新しい価値を創出することを目指し、地域に密着した活動を行っています。2025年オリコン顧客満足度(R)調査戸建てリフォームでは、2年連続で総合第1位を獲得しています(2026年5月末時点)。

「Sumai Base」の提供は、住宅業界の課題解決と、より質の高いサービス提供に貢献すると考えられます。

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